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コインランドリーの今って?2023年版
「国際コインランドリーEXPO2023」行って来ましたー♪
今年も「パシフィコ横浜」での開催でしたが昨年より更に規模が小さくなってた感じです…
節税商品として、投資商品としての「コインランドリー出店バブル」も弾けて、通常の業界規模として正常に戻った感じでしょうか?
「なんか騙されたなー」な方も多く、悪名高い業界になってしまいました…
そんな中、出展企業さんもかなり少なくなってました
「中小企業経営強化税制」が続く限り増え続けるコインランドリー
「中小企業経営強化税制」という期間限定の税金に関わる法律があります。この法律で現在コインランドリーは節税商品になってます。この法律は平成29年に始まりました。期間の延長が2回あって来年令和5年3月31日までこの税制が続いています。何か気がつきませんか?ふと見渡すとこの5年程で一気にコインランドリー増えましたよね?これがコインランドリーが増えた1番の理由です。そうなんです。市場のニーズがあるから増え
もっとみる「スマイルウォッシュランドリー」とは(webコンテンツ強化のついで投稿)
あなたも「スマイルウォッシュランドリー」をはじめませんか?
スマイルウォッシュランドリーはフランチャイズ(FC)ではありません。ボランタリーチェーンです。ボランタリーチェーンとは加盟金0円・ロイヤリティー0円です。昔の酒屋さんやたばこ屋さんが同一屋号で展開して販促や仕入れを取りまとめる事で優位性を保ち大手に負けない様に力を集結させたビジネスモデルです。なぜフランチャイズでは無いのか?それはコイン
【ここにきてコインランドリー機器メーカーのやっと差別化が始まった】
メーカーとコインランドリーをご利用のお客様との距離感が遠いのがコインランドリー業界の特徴です。メーカーにとっても販売店にとってもお客様はコインランドリーをやりたいという事業者であり店舗オーナーです。フランチャイズ本部にとっては加盟店オーナーになります。このスキームは決してコインランドリー業界に限らずコンビニであろうと飲食店であろうとチェーン本部や機器メーカーにとっては一緒です。自動車でもメーカーに
もっとみる【エネルギー問題とコインランドリー】
コインランドリーという商売はその特性上日本のエネルギー問題に直結してしまいます。以前も書きましたがコインランドリーを継続運営するにあたり1.賃料2.水道光熱費(電気ガス水道)3.運営費(コールセンター・清掃・集金・洗剤などの消耗品費)の大きく分けて3つになります。地主・建物オーナーが事業を営んでいる場合1.賃料はかかりませんし3.運営費は清掃集金を自分で行う等で圧縮が出来ます。コールセンターも場合
もっとみる【最大のストロングポイントがウィークポイントになるコインランドリー】
コインランドリーを開業する上でストロングポイントとして必ず上げられる事が「人件費がかからない」というところです。個人的にコンビニ5店舗と飲食店2店舗のオーナーをやってきた私としてはコインランドリーに出会って本当に感動しました。コンビニ業界に未来はないなたら思って見切りをつけて早8年くらい経ちますが皆さんもご存知の通り大変な事になりました。正直コンビニを1店舗回すリソースでコインランドリーなら10店
もっとみるコインランドリーのプロダクトアウトとマーケットインについて考える②
さて前回「プロダクトアウト」と「マーケットイン」に関して書きましたがじゃコインランドリーってどうなのよ?というところですがまずもってそんな事考えてるプレーヤーがまずほとんどいません。エリアによっては飽和しつつある今になってようやく動きが出てきてるかなーという感じです。なぜそうなるのか?答えは簡単でこのコインランドリー業界にとってのお客様は機器を買ってくれるオーナーでありコインランドリーを使うお客様
もっとみるコインランドリーのプロダクトアウトとマーケットインについて考える①
そもそもどんなビジネスや商売においても必ず「商品(サービス)開発」と言うのがあります。ここで良く出てくるのが「プロダクトアウト」と「マーケットイン」という二つの言葉があります。ものすごく簡単に言うと自分達が作りたい物やサービスを作るのが「プロダクトアウト」で消費者のニーズやマーケットに合わせて今売れてる物を作るのか「マーケットイン」です。これだけ書くと「マーケットイン」の方が良いに決まってると思い
もっとみる【コインランドリーの営業時間について考える】
コインランドリーは年中無休&24時間営業が一般的だと思います。もちろんこれには色々なメリットデメリットがあります。特に無人店舗なので従業員がいる店舗と比べれば深夜の人件費もかからなないので閉める閉めないにあんまり意味ないんじゃないの?と思われるかもしれません。ではコンビニや飲食店などの24時間とコインランドリーの24時間は何が違うのでしょうか?まず一般的な24時間営業のお店は深夜に何をしているので
もっとみる【伝えたい事を伝えられるコインランドリーを考える】
今回は内装のお話に続いてお店の販促物のお話です。無人店舗であるコインランドリーはついつい「ご注意ください」「○○はおやめください」や「セルフ式なので責任はございません」という諸注意や責任は取りませんというご案内が多く見受けられます。もちろん掲示してしかるべき内容なのかもしれませんがこれがお客様満足度に繋がる掲示物なのでしょうか?売上向上の為にお客様にお伝えしたい事はコインランドリーの利用の仕方や豆
もっとみる【入店ハードルの低いおしゃれ過ぎないコインランドリーとは?】
前回はコインランドリーというよりも店舗として継続するために考えたい事を中心に考えてみました。それはあくまでも「運営」側のお話だったと思います。今度はお客様の目線からみた気軽に入れるけどちょっとおしゃれなお店はどんなお店なのかを個人的な考察を含めて考えてみたいと思います。このギリギリのおしゃれはどんな感じなんだろう?と考えていた時に出張先ではいった「ドトール」さんに答えがありました。チェックインまで
もっとみる【コインランドリーのおしゃれ具合について考える】
最近おしゃれなコインランドリーが増えています♪とても良い傾向だなーと思っています。この様なコインランドリーは「都市型ソーシャルランドリー」というジャンルみたいです…ん?都市型?そうなんです。都市型なんです。若い世代が多く住むエリアであればとことんおしゃれを追求する事も良いのかもしれません。それに対して個人的には「入店ハードル」という言葉を大事にしています。「コインランドリーがスタバになる必要がある
もっとみる【日本にしかない洗濯乾燥機は正義⁈】
コインランドリーには基本的な機器として「洗濯機」「乾燥機」そして「洗濯乾燥機」の3種類があります。もちろんその他に「スニーカーランドリー」や「敷布団専用乾燥機」等もありますが基本的には前述した3種類がメインとなっています。最近では洗濯乾燥機を多く取り揃えて洗濯機がないお店も出てきています。メーカーによっては洗濯機を積極的に生産していないところも出てきました。業界全体の風潮として「洗濯乾燥機」が正義
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