子育てという、わたしのキャリア
みなさん、こんにちは。
いつも素敵なグラレコを見せてくださるみまさんさんより、
バトンをいただきました、藤野美紀です。
いつも、みなさんの投稿に伴走しながら楽しませていただいている、
ウープロWalker管理人ですが、今回は投稿の場をいただきました!
この春、ひとり娘が福岡から東京へ大学進学したのを機に、
子育てを通じて自分のキャリアを振り返って感じたことをお話いたします。
どうぞおつきあいください♡
私流、子育ての軸
約20年前の事。私は娘を妊娠中、不思議な感覚を覚えました。
「もし、神様が私を選んでこの子を授けてくださったのなら、何か大切な使命をもって生まれてくるのかもしれない。ということは、この子は私の子であるけど、私の子でない・・・??? 私にできることって何だろうか?」
な~んてスピリチュアルな事をふわっと。
今思うと単なるマタニティブルーだったのかもしれませんが(笑)
出産後はそんなことも忘れ、仕事に子育てに奮闘した日々を過ごしていましたが、1つだけ、「わが子を自分の所有物という気持ちで育てたくない!」思いは、先の不思議体験からずっと変わりませんでした。
私は、娘の誕生日には毎年手紙をおくります。確か、娘が4歳ごろからだったと思うのですが、その手紙に欠かさず伝え続けたメッセージがあります。
それは、
「自分が思うように生きてね。」
この言葉には2つの想いがあります。
1つは、思いのまま生きてほしいという文字通りの想い。
もう1つは、自分のことは自分で考え、自分で決めて生きてほしいという想いです。
私の方針は一貫していました。
大切な選択をするときには、一緒にたくさん話して一緒に考えますが、
最後に「あなたはどう思う?どうしたい?」と問いかけ、必ず本人に結論をださせるようにしました。
大学を選ぶときも同じです。すごくすごく時間がかかりました。
悩みぬいた末、娘は、
「自分にしかできないことを探したい。この大学ならそれが探せると思う。」と言って自分で大学を選び、東京へ行くことを決意したのです。
そうして、その年18歳になった誕生日の手紙には、
「『自分が思うように生きてね。』は今年で終わりにします。」と書いたのでした。
成長した子どもをみて思う
数日前のこと。
娘が大学の「インターネットビジネス基礎」という授業で、学期末の成果発表として、(あの村上臣さんの前で!) プレゼンをしている様子を、公開授業企画としてYouTubeで観ることができました。
仲間と一緒に構想した、インターネットビジネスについて、堂々とプレゼンしている姿を見て、とても頼もしく感じました。
社会への一歩を歩みはじめた娘。
これから、小さいころから蓄えてきた、たくさんの宝物を大切に醸成させ、
長い人生の歩みの中、それらをうまく紡ぎながら、いろんな人たちと一緒に自分らしく、自分の人生を歩んていくんだな~、と安心しました。
子育てがもたらしたもの
「キャリア」に成功も失敗もないと思います。だから、私の子育てが成功か否かなど考えません。
けれども、自分の意志を持ち、もがきながらも生き抜いている娘の姿は、
私のキャリアに自信をもたらしてくれました。
今思うこと。。。
「子育て」は私にとってのキャリアの一部であり、
私がこの世に生まれてきた使命の1つだったのではないでしょうか。
★次回の投稿は、お盆休みを挟みます。
8月25日(金)、あずはるさんの投稿です!
私は、あずはるさんの包容力にいつも身を任せています^^。