人生を味わい尽くす
上條淳さんよりバトンをいただきました、福岡在住の藤野美紀です。
今回は、最近感じていることを、ゆるっとお話させていただきます。
ふとしたきっかけで、今年の春から、山登りをはじめました。
はじめてみると、意外と自分にあっている楽しみだということに気づきます。
低山ばかりですが、少しずつレベルアップしているのですよ(^^♪
ある日の登山でのこと。
ゆっくりゆっくりと下山しているとき、夫と腰をおろして美しい風景を眺めなていると、ふと、
「今、私の人生って、ゆっくりゆっくり、山を下っているところなんだな~」って感じたのです。
この時の気持ちは、私にとって心地よい気持ちでした。
一人娘が東京の大学に行ったことで、以前より日常に少しのゆとりができました。
とはいえ、毎日はフルタイムでの多忙な仕事(次々と新しい業務にチャレンジ中)、家事や同居の母の看護(子育てが終わると次は…ですね)、夫の健康管理(お互い手がかかってきます)など、子どもの世話はなくなったものの、ハードな日々の連続です。
更年期真っ只中だし、精神面も身体面も日々波があります。
でも、山に登ると、そんな日常から離れて、心も身体も解放された気持ちで、自分を穏やかに俯瞰できます。
これこそ、今の私にとって最幸のリフレッシュの時間ですね~。
自分が歩いてきた道を振り返って、あそこではあんな経験が、あそこではあんな出会いが。。。
偶然なのか、必然なのか。
そんな、いろんな点をひとつひとつ振り返りながら、今、自分がここに立っている意味を感じます。
そうかあ、いろんな点と点がつながって、1本の道となって「私」が在るんだなあ。まさに、キャリア=轍なのですね。
『人生の下り坂』
言葉だけ聞くと、なんだか寂しい感じもしますよね。
でも、下りだからこそ、楽しく歩きたいなって思います。
眼下に見える壮大な風景を眺めながら、ご機嫌に下っていきたいのです!
「ご機嫌に」ってとても大事だなって思います。
ご機嫌でいるために私がしていることは、これまでの自分を少し分解してみること。
「こうあるべき」のレベルを少し緩めて、いろんな人やモノやコトを受け入れ、そのエッセンスを取り入れながら再び組み立てなおして、少しアレンジした新しい自分を面白がっています。
七変化とまではいかないけれど(笑)、変化した自分に、「こんな私もありだね!」って笑いながら。
登りでは見ないようにしていた自分も、意外と面白かったりして。
こういうことも、『下り』の醍醐味でしょうかね~。
幸せに下る。
大切な人たちを大切にしながら、バランスを崩さないよう足元をよく見て気をつけながら、年を重ねたからこその余裕を楽しみ、味わいながら、学びや出会いに心から感謝し、ご機嫌に、ゆっくりゆっくり、でも全力で!いこうと思います。
来週も山に登ります!
今回は会社の仲間と一緒に。とても楽しみです♪
次週は、素敵なグラレコで人を幸せにしている、みまさん♡ へバトンをお渡しします。お楽しみに~♪