東京五輪が閉幕した。それぞれの想いを持って挑んだ選手たち、選手の家族、同僚、スタッフ、大会ボランティア、都市ボランティア、医療ボランティア、スポンサー企業、競技連盟、競技会場、メディア、自衛隊、交通機関、警察官、パートナー企業から出向した人、そして視聴者。 閉幕した昨日今日で選手たちが次々とSNSに挙げている「こんなにも沢山の方々に支えられているとは知りませんでした」の言葉。私も大会ボランティアとして東京五輪2020に携わり全く同じことを思った。 この2020大会
変な時間に昼食を取った、14時前。そのせいでアパートに帰宅した17時半の時点ではまだ空腹感はない。夕飯を食べずにゆっくりドラマを観ながら風呂に入り、濡れたバスタオルを洗うのと明日履くストッキングもないから夜だけど洗濯機をまわす。 予想通り、21時前にやってきた空腹感。 冷蔵庫には冷や飯も昨日焼いた鮭もベビーリーフもあるし、豪華トッピングにぴったりの賞味期限が切れそうな生卵だってある。完璧なラインナップ。でもこの時間にそれらを胃に入れた場合の翌朝の身体の調子がわかるの
2020年7月に網膜剥離(もうまくはくり)が発覚した。 突然すぎて驚く間もなく入院をした夏。365日のなかで一番出勤していたかった担当の大プロジェクト当日も入院期間内だった。同僚への引継ぎやら人生初の入院手続きやら、入院してからもパジャマ姿のまま高額医療補助申請したりバタバタとしているうちに私の左目は手術の後遺症でこれまで通りに見えなくなっていた。そんな覚悟を据える間もなくこの状況になったのだ。 網膜剥離は突然襲ってくる目の病だ。前兆が表れてから失明するまでの期間は