起業のメリット・デメリット
起業のメリット・デメリット
こんにちは! smileの鈴木です。
関東も来週から梅雨入りとのニュースがありましたね。梅雨は嫌いです(笑)
さて、フリーランスで仕事をしていると起業のタイミング等気になるとこですね。
結論から言うと、起業のタイミングに答えはありません。
自分のビジネスの内容や将来性,年収によって違ってきます。
なので起業するメリット・デメリットを理解し
自分の将来性に合わせここだ!というタイミングでするのがベストだと考えます。
起業のメリット
① 信用性UP:法人化することでお客様への信用度は大きく上がります。
プロジェクトや案件によっては法人としか取引しないなんてクライアントもいます。
② 「助成金等・公的支援」を受けやすい:ビジネスをしていて、お金に困らない、常に安定して売上があって困っていないという状況がずっと起こることは考えられません。
必ず資金面等で困ることが出てきます。そういった際の支援やコロナなどの助成金などは法人の方が有利です。個人事業主だと少額または対象ではないものも存在してきます。
③ 経費の範囲が広がる:個人事業主だと毎月の社会保険料・年金は経費になりません。
しかし、法人であれば半分を法定福利費として費用にできます。
④ 給与所得者になれる:法人化すると事業主でありながら給与所得者になります。
個人事業主であれば売上から経費を引いた差額が収入でしたが、法人化すると役員報酬といって毎月定額の給料を自分の会社から支払われす。
この定額については1年に1回事業の規模に応じて決めます。その後1年原則変更はできません。
⑤ 2年間、年間1,000万未満なら消費税免税!:個人事業主は翌年から納税義務が発生します。
起業のデメリット
① 初期費用がかかる:個人事業主は税務署に開業届を出せばそれで終わりでしたが、法人化の場合は定款という書類を作成し公証人に提出し、審査が通れば設立できますがこの審査に合同会社なら7万円ほど株式会社は15万ほどの法定費用がかかります。
法定費用なのでどの地域で行っても変わりません。弁護士や代行会社にお願いした場合はこれに+手数料がかかります。
定款は非常に煩雑な書類で専門知識がないと作成に苦労します。
調べながら、自分で作ることもできなくはないですが自分でやっても上記費用は絶対にかかる上、必要書類が10種類ほどあり、膨大な手間と時間がかかります。
② 口座開設が厳しい:昔は簡単に作れましたが今はペーパーカンパニーによる資金隠しや犯罪加担防止のためどこの銀行でも審査が難しいです。
ちゃんと事業をしていて売上や支払うものがあっても審査に落ちることもあります。
③ 自由にお金を使えない:法人化すると売上金はあなたのものではなく会社のものになります。あらゆる税制優遇やサポートがある一方、儲かっ
たからと言って好き勝手に使うことはできません。
④ 赤字でも税金がかかる:個人事業主は赤字なら所得税は0ですが法人化すると約7万ほどの法人税がかかります。しかし個人の所得税は累進課税なので稼げば稼ぐほど税金が上がります(最低5%~最高45%)
また法人よりも経費にできるものが限られているので売上がたくさんある人は法人化した方が長い目で見てお得なのです。
以上、やっぱり信用と税制優遇が大きいのではないでしょうか?
初期費用はかかりますが、年間500万以上で初期費用が払えるのであれば法人化する意味は大きいのではないでしょうか?