モバマスって良かったよね

シンデレラガールズで流行りの話題に乗る

というか、ホットな話題に対して、久しぶりに込み上げるものがあったので筆を取りました。
結論を述べておくとこの文章は、こういうプロデューサーもいたんですよ、あと私みたいなのだけじゃなく、いろんなプロデューサーがいたんだと思います、という思い出の記録です。そしてなにより、私はモバマス(※)というコンテンツのことが好きですし、モバマスを世に出してくれた方々に感謝の気持ちを示すものです。運営を擁護する意図はありません。

(※たぶん、デレステという略称の方が適切だと思いますが、なじみのあるモバマスという略称で通しております。すみません。)

略歴

調べると、シンデレラガールズがスタートしたのは2011年、私がプロデュースしていた喜多見柚さんに声がついたのは2017年。私は当時、ゲームのプレイ以上にSSを書くことで「趣味:モバマス」をしていました。「フツウの日常」というタイトルで書き始めたのが2013年。毎日のようにSSを書く生活を3年弱過ごして、喜多見柚さんに声が付いたのをきっかけに、モバマスから距離を取りました。

「SSを書く、趣味:モバマス」には二面あって

自給自足と、布教活動です。
当時、お世辞にも喜多見さんは人気上位ではなかったため、公式の供給は少なかった。モバマスはとにかくキャラが多かったので、私にとって、絵以上に台詞の追加がコンテンツを楽しむ寄り辺だったと記憶しています。特にストーリー性のあるゲームでもなかったため、数少ない新規の台詞から情報を読み取り、キャラクターの関係性等を自分なりに補完して文字ベースで拡張することが、私にとってモバマスをプレイするということでした。
これは、布教活動、推しの共有にもなりました。くり返しますが、モバマスはとにかくキャラの多さがそれ自体強みであり最大の特徴です。担当を、知らないPに知ってもらうことはもちろん、自分も、まだ知らなかったアイドルのことを知る。知って、書いて、みんなで一緒にモバマスの世界を拡げていくことが、とても楽しかった。

扱いの違い的なこと

自分のなかで、プレイしていた2013~2017年ごろのアイドルたちにはなんとなくグループがあって、①声付き・アニメにも出てる・作品を代表する子たち、②作品の顔とは言わないが声が付いてこれから・じき声が付くでしょう・明らかに運営が声付ける気まんまん、③その他のみんな、みたいな。②や③はもっとこまかく、いろんなカラーがあったとは思うのですが、おおざっぱにくくるとこんな感じにとらえていました。喜多見柚さん? もちろん③だと思ってたよ。しつこいようですが自分のなかでは、この分類はほぼ運営の扱いと一致します。公式の供給と一致する。そして、モバマスくらいキャラが多いともはや、公式の供給は①~③で量(も、当然ありますが)より質が違いました。そりゃそうだよね。②、③に音声媒体はあり得ないので。

正直に言うと私は、喜多見さんの人気、もっと出ろ! と思いつつ、別に声が付いて欲しいとは思っていませんでした。①のキャラクターたちと肩を並べる姿は想像できないし(※)、むしろCDというフォーマットにはまって供給の幅が狭まる・特定されることを、ほとんど歓迎していませんでした。

(※分断を生む意図はありません。人気不人気云々というより、「アニメに出せる」(広告塔として動かせる的な意)人数に限りがある中、そうした数を超えるアイドルに声が付いていった・ただどっちが早かったかの違いしかない、というようなニュアンスです。2017年前後は、ちょうど過渡期だったように思います。どんどん声が付く子がふえていき、果たしてこのあとの展開ってどうする気なんだ……的な。)

こうして、実際に声が付いたことをきっかけに、

私はモバマスから距離を取りました。距離を取っただけで、別に引退なんてないと思っていますし、いまでも喜多見柚さんのことは好きですし、モバマスのことも好きです。
まったく、音ゲーデレステに触れずに書いてきて「いまでも好き」とは言えた口ではないかもしれませんが……私にとって、趣味としてのモバマスに熱中していた時間はかけがえのないものです。そして、喜多見さんは私が一生好きで居続けるキャラクターです。推しコメ皆無の内容になっちゃったけど。なにより、喜多見さんをはじめ、200人にせまる素敵なキャラクターが、みんなでわちゃわちゃしている世界観が大好きです。こんな壮大な、大変なコンテンツを生み出し、関わり、私たちに提供し続けてくれたみなさまに感謝しています。

<補足>
・声付きで離れたというのは、元々イメージしていた声があった・イメージと違った、ということではありません。そういうプロデューサーもたぶんいる。


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