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「◯◯を◯◯する◯つの方法」の記事を考える3つの方法

このnoteは、8年以上に渡って紙の雑誌記事を作ってきた経験がある(が,ノウハウ記事は書いたことのない)若輩者の主観に基づいています。

「◯◯を◯◯する◯つの方法」,いわゆるノウハウ記事。

ノウハウ記事を書く方法のポイントは
「◯つ」の考え方
に尽きると思います。

なぜなら、「○○を○○する」の中身で悩むことは考えにくいからです。
自分発信の記事であれば、思い入れが生まれているでしょうし,
外注された記事であれば,素材は決まっていることも多いでしょう。
「食材は渡すので、キッチンと調理器具は好きに使って料理つくって食べさせてね」状態と言えるかもしれません。
そんなの困る。

さて「◯つの考え方」ですが,大きく三つに分けられると思っています。
それは,❶5W1H,❷順序,❸無理やりです。

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❶5W1Hで書く

いわゆる5W1H=what, where, when, who, how (,why)
で,方法を列挙していくタイプです。
ただ,whyは並列には使われなさそうですね。(❷参照)

例えば「上手にリフレッシュする◯つの方法」を考えてみると、
・好きな匂いを嗅ぐ(何をもって,what)
・旅行へ行く(どこで,where) 
・寝る(どうやって,how) 
・嫌なことがある度に(いつ,when) 
・友達と会う(誰と,who)
のような具合になります。

利点は,おのずと内容が具体的になりやすいことだと思っています。
整理された感も,それなりに出ます。

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❷順序で書く

二つ目の考え方は、「順序」に沿うタイプです。

代表的なのは「時間の順序」です。
「(料理名)を上手く作る◯個のコツ」などのノウハウ記事が当てはまるでしょう。
○個のコツを、作り方の順に挙げると、書きやすいし、読者にとっても読みやすいものになります。

時間とは別の順序タイプが「論理の順序」です。
「◯つの視点」などが該当します。

また,類型も色々ありますね。
「たった1つの方法」で使えるタイプです。
 なぜなぜ深堀型:A1-A2-A3
 ビシバシ列挙型:A、B、C
 あれこれ複合型:A1-A2
のような感じです。
なんとなく擬音語を付けてみました。

この場合,例えばQCD(Quality,Cost,Deadline)のように,◯つの分け方がヌケモレのない(ように感じる)ことが多いと感じます。

ちなみに,僕が勝手にコンテンツ作りの師匠の一人だと思っている,元・映像ディレクターの方曰く,
「順序の軸には、時間と論理の2種類しかない」
とのことです。
映像特有の話なのかは不明ですが・・・,
事実,僕自身は,2種類以外の軸で記事を書けたことがありません。

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❸無理やり数を言い切る

身も蓋もありませんが,❶❷以外です。
巷に溢れるノウハウ記事の大半は,このタイプに当てはまるのではないでしょうか。

「巷に溢れる〜」などと書くと,ちょっとネガティブな感じがしますが,ポジティブな面もあるよな,と思います。
どうしてかというと,このタイプのノウハウ記事は,筆者の熱量が乗ってきやすいからです。

書き手が,その道の専門家であるほど,「三つだよ!」と言われると「三つなんだ〜」と受け入れやすくもなります。
僕自身は「なぜその◯つ?」「別のこういうのもあるよね?」とツッコミたくなってしまうのですが,それはきっと性格と職業病です。

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以上,ノウハウ記事を書く3つの方法を自分なりにまとめてみました。
なお,この記事は❸で書かれていますので,ヌケモレ上等,悪しからず。


・・・このようなメタ視点になって満足しがちなのは自分の悪い癖だと思っています。
ですので,もう1本,別のノウハウ記事も書きました!


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