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【ルーパー】未来の自分と対峙するタイムトラベルのスリリングな運命

どうも、30歳サラリーマンで映画レビューをお届けするK-taroです。
今回は、『ルーパー』を紹介します。この作品は、ライアン・ジョンソン監督によるタイムトラベルSFスリラーで、ジョセフ・ゴードン=レヴィットブルース・ウィリスが共演。
未来の自分と対峙しなければならないという、深いテーマを持つ作品です。緻密に構築されたストーリーと驚きの展開が観る者を引き込みます。

ストーリー

舞台は2074年、犯罪組織が敵を過去に送り、殺害することで証拠を残さない「ルーパー」という暗殺者を雇っています。物語の主人公ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ルーパーとして冷酷に任務を遂行していましたが、ある日、ターゲットとして送られてきたのが自分の未来の姿(ブルース・ウィリス)であることを知り、混乱に陥ります。

未来のジョーは、自分の若い姿に対してある計画を遂行しようとしていますが、若いジョーも自らの運命を守るために必死で抵抗。こうして、2人のジョーが互いの人生をかけて争う運命に引き込まれていきます。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスの共演

若いジョーを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットは、ブルース・ウィリスの特徴を捉えたメイクや演技を見事にこなしており、未来の自分であるウィリスとの親子のような不思議な関係をリアルに感じさせます。

一方で、ブルース・ウィリスもまた、過去の自分に対する後悔や怒りを抱えた人物として、複雑な感情を持つキャラクターを迫真の演技で表現しています。2人のキャラクターの対比が、映画全体に深みを与えています。

タイムトラベルの矛盾をうまく利用したストーリー

『ルーパー』はタイムトラベルの概念を利用しており、時間の矛盾や因果関係がスリリングに描かれています。未来の自分を殺さなければならないという複雑な設定が、観ている側にも新鮮で緊張感を持たせます。

タイムトラベルによる出来事が、現在のジョーと未来のジョーの運命を翻弄していく展開が見どころで、物語にどんどん引き込まれていきます。

運命と自由意志のテーマ

『ルーパー』のテーマには「運命」と「自由意志」の問いが根底にあります。未来が決まっているのか、それとも変えられるのか。ジョーが若い自分と対峙し、将来の自分の選択を目の当たりにする中で、彼が取る行動に観客も引き込まれます。

自分の人生をどう選択していくべきか、未来にどう影響を与えるのかという深いテーマが、ただのアクション映画にとどまらない重厚さを生んでいます。


まとめ

『ルーパー』は、タイムトラベルを軸にした独創的なストーリーと、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスの演技が光るSFスリラー映画。未来の自分と対峙するというスリルと、運命の変えられない流れに抗う人間ドラマが見どころです。

F好きやスリルを味わいたい方はぜひ一度観てみてください。あなたも、「自分の未来」を考えさせられること間違いなしです!

それでは、次回もお楽しみに!K-taroでした。

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