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【ヴェノム】アンチヒーローの新境地!凶悪な寄生体と共生する男の壮絶な戦い

どうも、30歳サラリーマン、映画レビューをお届けするK-taroです。

今回は、2024年11月1日に公開するヴェノム3が公開間近ということで、映画『ヴェノム』について語ります。

おっそろしい顔のヴェノムw

この作品は、マーベルの人気キャラクター「ヴェノム」が単独で描かれる映画で、コミックで知られるスパイダーマンの宿敵が主役のアンチヒーロー映画です。アクションとダークなユーモアを絶妙に組み合わせた、見どころ満載のエンターテインメントです。

コミック版の「ヴェノム」

ストーリー

物語の主人公は、ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)。彼は、ある調査中に謎の生命体「シンビオート」と呼ばれる寄生体に寄生されてしまいます。

このシンビオートが「ヴェノム」と呼ばれる存在で、エディは徐々にその力に引き込まれていきます。ヴェノムの圧倒的な力と暴力的な本能を持つ一方で、エディは自分の意識と身体をコントロールしようとしますが、次第にその共生関係が生まれ始めます。

シンビオートは自由自在に体を変形できる

ユニークなのは、この映画が「寄生する存在と共生する」というテーマを、アクションだけでなく、エディとヴェノムの掛け合いを通してコミカルに描いているところです。普通のスーパーヒーロー映画とは違って、エディはヒーローでもなければ完全な悪役でもないアンチヒーローという立ち位置にいます。

トム・ハーディの怪演

トム・ハーディの演技が光ります。彼はエディとヴェノムの二つの人格を演じ分けており、その複雑な心理状態や衝突する内面をうまく表現しています。特に、エディとヴェノムの会話がユーモアに満ちていて、シリアスなアクションシーンの合間に笑える瞬間がたくさんあるんです。ヴェノムの声や性格もダークで暴力的ですが、どこか愛嬌があるのも面白いところ。

一人で2人を演じるトム・ハーディがすごい

アクションシーンと特殊効果

『ヴェノム』の見どころは、迫力満点のアクションシーン。シンビオートの力を使って、ヴェノムは体を自在に変形させ、巨大な触手や武器を生み出して敵を一掃します。これらの特殊効果は、観客を驚かせるだけでなく、ヴェノムの不気味さと圧倒的な力を余すところなく表現しています。特に、ビルの間を駆け巡るアクションシーンや、ヴェノムが敵を次々に倒していくシーンは見逃せません。

強敵のライオットとの戦闘シーン

アンチヒーローとしての魅力

ヴェノムは、従来のヒーロー映画とは異なり、道徳的な善悪の境界があいまいです。エディとヴェノムの関係は複雑で、最初は対立しながらも、次第にお互いを理解し、共に戦う姿が描かれます。このアンチヒーローという立場が、他のマーベル映画とは一線を画していて、観客に新しいヒーロー像を提供しているんです。

いいシーンなんだ、けどヒーローとは思えぬ恐ろしいフェイス

まとめ

『ヴェノム』は、アクション映画が好きな人や、マーベル作品が好きな人にはもちろん、ダークユーモアを楽しみたい人にもピッタリの映画です。特に、トム・ハーディの怪演とヴェノムのユニークなキャラクターの魅力が詰まった作品なので、ぜひチェックしてみてください!

ちなみにこちらにはシンビオートの紹介記事もアップしてますのでぜひ!

それでは、次回もお楽しみに!K-taroでした。

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