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ある新聞記者の歩み

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元毎日新聞記者佐々木宏人さんの記者人生の聞き書きです。入社直後の水戸支局時代を皮切りに、記者としての歩みを連載で辿ってゆきます。 佐々木さんは、経済部や政治部に所属、エネルギー分…
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記事一覧

ある新聞記者の歩み 38(最終回) 新聞記者佐々木宏人との出会い 妻が語る“真実”

今回はまず残念なご報告をしなくてはなりません。本連載の語り主・佐々木宏人さんが昨年(2024…

ある新聞記者の歩み 37 地球を考える会で元東大総長に質問したこととは? ネット炎…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー37回目です。放送事業で苦労をしたあと、地…

ある新聞記者の歩み 36 新開設テレビ局へ勇躍転身、しかしそこで待ち構えていたのは…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリーも終盤にさしかかってきました。佐々木さん…

ある新聞記者の歩み 35 中日新聞の牙城で毎日新聞をとる読者とは?(中部本社の巻)

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー35回目です。記者稼業から一転、広告局で”…

ある新聞記者の歩み 34 世の中は騒然、冠婚葬祭代はかさむ 楽しむしかない! (広…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんが広告局に在籍された5年間はバブル崩壊後のいわゆる「失われた3…

ある新聞記者の歩み 33 広告主、広告代理店、編集部門・読者とのはざまに立って・・…

◆週刊新潮の白抜き広告のいきさつ Q.おもな新聞の1面、2面の下はたいてい書籍・雑誌広告…

ある新聞記者の歩み 32 おみやげをもらう立場から持って行く立場への大転換(広告局の巻第1回)

  ◆経済部と広告局の違いは上座か下座か、おみやげをもらうか持って行くか Q.佐々木さんは、1993(平成5)年の4月に、経済部長から広告局企画開発本部長に就任されたのですね。以前の回で、記者の多くは会社の売上に関心が無いという話をお聞きしましたが、まさに大きな売上をかせぐ部門に移られたことになりますね。   普通は経済部長を終えると、“交番”の編集局次長などになるケースが多いんだけど、畑違いの広告局に行け―というのでビックリしましたね。広告局というのは編集局の裏と表み

ある新聞記者の歩み 第31回 深夜飛び込んできた美空ひばり死去の報 朝までひばりの…

元毎日新聞記者の佐々木宏人さんのオーラルヒストリー。今回は1991 (平成3)年4月から2年間の経…

ある新聞記者の歩み 30 経済部長の仕事は日々飲むことだ?!

元毎日新聞記者の佐々木宏人さんのオーラルヒストリーもなんと30回目に達しました。聞き手とし…

ある新聞記者の歩み 29 未完の「新聞革命」悔い無し ブルーの題字誕生秘話

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー第29回です。今回は、前回の経営企画室での…

ある新聞記者の歩み 28 記者から不動産業へ?! 大阪本社ビル建設計画に取り組みな…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー第28回です。今回は、佐々木さんが47歳のと…

ある新聞記者の歩み 27 リクルート事件で週刊誌に追い回された“親分”・・瞬間湯沸…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー第27回です。今回は、佐々木さんが親しく仕…

ある新聞記者の歩み 26 支局のもうひとりの若手、のちのオウム事件での激烈な取材の…

元毎日新聞記者佐々木宏人さんのオーラルヒストリー第26回は、甲府支局時代の若手3人のお話の3…

ある新聞記者の歩み 25 支局の若手の一人は未来の社長!

元毎日新聞記者佐々木宏人さんからの聞き書き第25回です。前回は、佐々木さんが甲府支局長時代に面倒を見た若手3人組のうち、現在、社会部専門編集委員として終活などをテーマに活躍している滝野隆浩さんに焦点を当てました。今回は、松木健さんをメインに取り上げます。松木さんは、今年(2022年)、毎日新聞社の社長に就任されました。新聞記者たるもの、まさか、新人時代から社長をめざしていたなんてことはないと思いますが、どんな新人だったのでしょう。なお、佐々木さんが支局長時代を振り返るときに忘