
ターゲットを狭く定義する意外なメリット
今日はターゲットを狭く定義する意外なメリットについてです。
【ターゲットを狭く定義する意外なメリット】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
・購入してくれる顧客のうち、定めた主要顧客のことを
ターゲットと言う。つまり、顧客の一部がターゲットであり、逆にターゲットの周辺には顧客がいる、と表現する。ターゲット=顧客と間違って理解することがないようにしたい。
・ターゲット設定についてはスープストックトーキョー
のペルソナ「秋野つゆ」がよく知られている。年齢や性別だけでなく、趣味や家族構成、行動パターン、よく使うSNS等もターゲット定義に入れる。
・このように狭く、限定してターゲットを決めるメリットは、
無駄のないプロモーションを展開できること。昔のテレビやラジオを中心にしたマスマーケティングの時代は終わり、現代はターゲットごとに訴求メディアも変える必要がある。
・ターゲットを狭く定義することの意外なメリットがある。
それはターゲット周辺の人が顧客になること。例えば、50歳をターゲットにすることで、60歳が新規顧客になることがある。最初から60歳をターゲットにすると、60歳は顧客にならなかったかもしれない。ここに狭いターゲット定義のメリットがある。
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