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内側の話

あなたと出会って、今までの友達とは違う関係になって、一緒に過ごす時間が増えて

あなたと向き合うほどに、私は改めて、自分というものを観察するようになった

味のない膨らます気の無い風船ガムのようなことばかり言う私に

あなたは、どこかめんどうくさそうに優しい言葉を投げかけるけど

やっぱり私の中には何にもない

何もない、けど私の代わりもない

誰とも違う、ふわっと光る朝露を乗せた葉っぱや所々ほつれた雑巾のような思い出は私しか持っていないもの

そんなどこにでもありそうなガラクタをかき集めたのが私

何にもなくて、ガラクタをいっぱい持って並べて、カモフラージュした私

たくさんある隙間たちはいろんな人に埋めてきてもらった

ぐちゃぐちゃでドンキホーテのお菓子売り場のような私を選ぶあなたは、よっぽどの物好きだ

でも私はこんな私が好きだからそこはお構いなく

この今の瞬間も、いつかは私を彩るガラクタになるのだろう

どこまでも愛おしく代え難い作業時間だ

やっぱり私の中には何もない

何もない、けど私の代わりもない

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この間書いた詩的なものです。


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