スーパーらっきょ

私の小学生のころのあだ名です。小馬鹿にされてました、ええ。

さておき。
職場には若い子もいてはって、今日は21歳の女の子と2人仕事だったんですがやっぱりというかなんちゅーか、避けちゃうよね。
病院の先生はさ、平然と

「臭いって思われたっていいじゃないですか。そんなの気にしないでコミュニケーションとっていきましょうよ」

なんつーけど、相手が相手だけに〈嫌われたくない〉心理出ちゃうのよね。そりゃ男ならたとえ下心がなくとも可愛らしい女性に臭いなんて思われたくないし、まして社会人として馬鹿にされたくもないわけですよ。よくおっさんは若い女性と喋りたがるなんて言いますけども、喋りたくとも喋れないおっさんの悲惨さったら、ないね。オヤジギャグとか言ってるおっさんくだらねえなんて思ってた時期が俺にもありましたけども、若いときなら無口とかクールで誤魔化せてたことが歳とってからのそれらはただの変質であり欠陥だからね。
だもんで、一所懸命なんとか弱々なココロに一喝入れて会話しようと試みるんだけど、染みついた『臭いと思われたくない性根』のせいか無意識に顔を背けてしまうんよな。顔を背けるってか、口をひょっとこみたいに横に流して、息がそっちへ行かないようにしてしまうの。そんなことしたって意味がないのに、極限までココロが逃げたがってるんだな。こんなんじゃいつまでたっても鬱状態から抜け出せないとわかってはいるけど、どうにも相手に臭がられたくない心理が優ってしまうんよ。
なんつーか、こう、会話の練習というか口臭症の確認しあえる相手でもいりゃあいいんだけど、面と向かって臭いとか臭くないとか言い合える人ってのもなかなかどうして、ね。簡単に見つかるわけないし、アラフォーになって友達になりませんか?ってのもハードル高いし。
まあ、都合よくいかないのよな人生。

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