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50代からの登録養成課程 講義で紹介される良い事例と悪い事例について
中小企業診断士になるために、登録養成課程に通ってわずか2か月弱ですが、いろいろな先生や諸先輩と話をすることができました。どれも普段の社会人人生では見聞きすることがなく、毎回、講義の先生が変わるたびにこういった実例を聴けるのを楽しみにしています。こういった話を数多くうかがえるのも登録養成課程の醍醐味の1つであると思っています。
お聞かせいただける話について、良い話と悪い話とで、それぞれ以下のように思ってしまうこともまた事実であり、このあたりは自分の成長を信じるしかないと思うのですが、その思いを書き留めます。
よいエピソードについて
社員が一丸となって目標達成を工夫したり、親の思いをくみ取って事業承継をしたり、お客様とのトラブルを解決をしたり、また先生方の独立の初期と今との考え方の違いなど、良いエピソードは毎回多く聞かせていただいています。そこで私がいつも不安に思ってしまうのは、
1)業務経験の豊富な先生だから良い話に導けた。
2)先生の人柄が良く余人をもって代えがたいから良い結果を導けた。
3)先生の診断士以外のスキルを持って、良い結果を導けた
等、先生の個性があったからこその結果であり、同じことを自分が導こうとしても難しいと思ってしまいます。実際そうなのでしょうが、先生のようになる必要はないのでしょうが、先生のレベルまでになるには、どれくらいの活動日数や活動件数をしていくと近づけるのかなども思ってしまいます。
悪いエピソードについて
個別企業の話で具体的な悪い話はほとんど言及されません。強いてあげるとすれば、倒産、粉飾、社員の離反、幹部の部下へのコミュニケーションによるトラブルなどについて一般論での話がほとんどです。実態という意味ではこのあたりの話も別途、お話いただけるとより実態が見えてくるのではないかと思っています。
私自身、まだ知識もヒューマンスキルも中小企業診断士の先生方には遠く及ばないのは百も承知ではありますが、たまに聞かされるマイナスな状態である話を聞いた際にはいつも不安に感じることは
1)全体を10とすると良い話が1で、他9は悪い話ばかりなのでは?
2)先生のスキルがあるからこそ、悪い話を事前に気づき、未然に防げた
3)自分自身が一人その当事者として対峙した場合にはどう振舞えるか
などのような不安な気持ちも出てきます。
そうはいいつつも、やはり養成課程を通じて知識を得て、ケースで学び、ディスカッションやプレゼンを数多くこなし、そして授業の合間に良い活きた事例を先生や同僚から伺うことができるのは大きなメリットなので、これからもいろんな事例をジブンゴトのように捉え、多くのことを吸収していきたいと改めて思い、ここに書き記します。
最後までご覧くださりありがとうございました。