見出し画像

50代からの登録養成課程 シニアにおすすめのコンサルティングの資格

 私はこれまでのサラリーマン人生からのキャリア自律を目指し、50歳直前から中小企業診断士の勉強をはじめ、1次試験合格後、登録養成課程で学びはじめました。資格取得をした際には中小企業診断士としての仕事は副業からはじめ、徐々に本業にしていきたいと思っています。
 今、65歳以上の人口は3600万人以上であり、また年金などの社会保障も乏しく、物価高、円安などもあり、社会のためにも自分のためにも高齢者が働かなければ日本のシステムは維持ができない状況といってもいいでしょう。
 そのような中、Webメディアの「All About」で『定年後でも働きたい人必見! シニアにおすすめの仕事5選』が掲載されていました。


 今回はこれらに掲載の資格に対する私見を書き留めて、自分がシニア層となったときに備えていきたいと思います。


シニアだからこそ手掛けるべき仕事がある

 2021年の記事ですが、FPの福一氏より定年後に以下4つの観点でのおすすめの仕事が紹介されていました。
 ・老後の家計の収入を増やす
 ・規則正しい生活をする
 ・体を動かす
 ・社会とかかわりを持つ
具体的には以下の5つでそれぞれの所感を書き留めます。

(1)資格取得して起業
 確かに企業でうまくいけば、上記の観点はすべて満たされることになります。特に、記載のあった
 「社会保険労務士」
 「行政書士」
 「ファイナンシャルプランナー」
などは有資格者ならではの仕事もありますし、高齢化社会のトレンドにのって、相続や終活、外国人の移民など幅広い分野での活躍が期待されます。

 しかし、これらの仕事は士業でもあり、目指したからといって誰もが合格できる資格でもないので、相当の覚悟と準備が必要です。シニアになる前の社会人の状態から資格取得にむけて動くと良いと思います。

(2)資格取得して新しい仕事で就職「マンション管理士」「登録販売者」
 こちらは資格を取得して企業ではなく、就職ですが、確かにこの資格や宅地建物取引士や建設関連の資格は就職に有利に働くと期待されます。先に話した士業よりは難易度も低いのでキャリア自律の観点での取得やダブルライセンスとして取得するのでもよいとお見受けしました。

(3)知識とスキルを基に「コンサル」「塾講師・家庭教師」
 コンサルと言えば、確かにシニアの経験は十二分に活かせます。コンサルティングの国家資格でもある中小企業診断士は上記の(1)のように起業もできるし、(2)のコンサル会社や事業会社、金融機関への就職にも有利に働きます。
 中小企業診断士は上記(1)~(3)のすべてに当てはまる唯一の資格ですので、より自分らしく働くのに活用できる資格ですので、シニアからの挑戦による取得は是非、おすすめです。
 若い時には難しいと思う内容もシニアだからこその経験などでカバーできる部分もありますので是非、まずは1次試験の突破を目指して欲しいです。 
 塾の講師は無資格で簡単になれる仕事でもないため、無鉄砲に応募をするよりは、育成経験や人前での話し方などに自信をつけてから応募をしたほうが良いと思いました。

(4)健康のために気軽に「販売」「軽作業」
スポットでも割とできるのが「販売」です。隙間時間や短期間での勤労であればこの内容の求人は多いと思います。あとは希望者が多かった時にどう差別化できるかによると思います。
 体も動かし、人との会話も多く、難しさやストレスもあるでしょうが、やった分だけ成果がでる醍醐味はまさに販売ならではだと思います。
 販売士の資格などがあると尚よいのでしょう。

(5)地域とかかわる「シルバー人材センター」
 意外と人気のある仕事であるという印象です。地域の高齢者をサポートするというとても崇高な仕事です。実際には依頼者に代わって家事をしたり、庭木の手入れをしたりなど、幅広い業務を代行することになりますが、身近なクライアントにお礼を言われるという点ではやりがいのある仕事の1つと思っています。

 これらを見ると、やはり中小企業診断士は様々な観点で可能性をカバーしており、シニアから挑戦することは1つのシニアの人生の挑戦パターンの1つになると思いました。
 中小企業診断士をはじめ、他の士業もますます競争が激化する時代になりそうです。そのため少しでも早く試験勉強に着手して早期の合格を目指して欲しいと思います。

最後までご覧くださりありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!