![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157952044/rectangle_large_type_2_ad2266ed5f99bbc880fc9db2aa1a723e.png?width=1200)
50代からの登録養成課程 海外への家族旅行で子供の海外志向は育たない?
私は50歳を目前にキャリア自律の観点で中小企業診断士を目指すことを決意し、1次試験合格後、リカレント教育の活用として、登録養成課程に進学し、資格取得に向けて日々研鑽をしています。
現職でサラリーマンをしていますが、そこでの勤務は海外赴任こそ叶っていませんが、これまでも数か国に訪問する機会にも恵まれており、グローバルでの仕事や赴任には今なお、挑戦したいと思っています。
同じような志を子供たちにも抱いてもらいたいと思い、子供が小さい時から海外に連れていくことはプラスになると思い、アジア、ヨーロッパ、カナダ、ハワイに連れて行きました。
子供たちも大きくなりましたが、果たして、親の思いが通じるようなグローバル志向になったか、一度このあたりで振り返りたいと思います。
上記Webメディアの記事でも「人による」という記載がありました。
確かにどんな分野であれ、英才になれそうな環境を与えたところで内発的な興味や成長を実感して学びを楽しめないと気づきと学びの効果は薄まりますし、そんな人が私含めて大半だと思うので、「人による」という表現は個人的にはしっくりきます。
我が家でも小学校の時に英会話スクールに行ったりしましたし、文部科学省の教育制度が変わって小学校から英語の授業が始まったりはしました。今、どこまで効果検証が進んでいるのか不明ですが、結局は小学校の授業というよりは、中学で英語の授業が本格的に始まったときに「継続的な努力」、「継続的に英語の読み、書き、話し、聴き」を楽しむめるカリキュラムに合致して、英語嫌いにならなかったかによるのかなと思います。
例えば同級生やクラスに帰国子女の人が多いと、刺激になる反面、自分との差がありすぎてあきらめてしまう人もいるでしょう。また私の体験では英語は学んでも学んでも中々成果に表れにくい科目です。しかし、継続して努力していると、あるとき急に英語が聴けるようになり、その後二次曲線的に成長をするというのが英語の学びの難しいところでもあり、醍醐味でもあります。
その英語を学ぶ楽しさや上達することによる世界の広がりを感じた人が伸びていくのかなと思います。
子供が現在通う学校のカリキュラムを見ると英語を学ぶ環境はうらやましいぐらい恵まれています。だからといって、クラス全員が英語が得意になるわけではないのが悩ましいところです。それでもやはり家族で海外旅行に行くよりは、英語を学ぶ環境にて、人生を変えるような目標に出会うのかなと思います。また、学校の海外旅行プログラムはよいきっかけになると思っています。うちの場合、上の子はコロナで海外修学旅行が中止になってしまいましたが、下の子は2週間、アメリカでホームステイをして現地の学校に通いました。2週間の滞在に向けて日本で何カ月も前から準備をし、親元を離れて海外に友人と連れ立っていくのは家族に色々と任せてしまう海外旅行とは違う刺激と経験になる思います。
こういった学校の海外プログラムのカリキュラムに応募して参加しようと思う気持ちをもしかしたら、家族との海外旅行で培っていたのかなと思うようにしています。家族との海外旅行で自分が親元を離れて海外に行く障壁が下がったり、興味関心が湧いていたのだとすれば、家族の海外旅行も親の自己中心的な道楽や願望だけでなく、子供にとっても海外旅行が人生を変える力添えになったのかなと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。