見出し画像

50代からの登録養成課程 大阪・関西万博にいまいち気が乗らない個人的理由

 私は50歳を目前にこれまでのサラリーマン人生の他にも今後の未来を切り開く道をつくりたいと思い、副業や独立などの複数の収益源の確保も目論んで中小企業診断士を目指すことを決意しました。独学で勉強をして1次試験に合格後はリカレント教育の活用として登録養成課程に進学し資格取得に向けて日々研鑽をしています。
 まだ道半ばですがこの資格試験の取得に向けてミャクミャクと、、いえ、黙々と勉強をしていたころから大阪・関西万博のほうも準備が進んでおり、2025年の開催が目前となってきました。
 1985年開催のつくば万博は3回ぐらい行きました。今回の大阪・関西万博も行きたくなるのかなと思ったのですが、時代が流れ、歳をとり、世の中もかわった中で今回の万博について、あまりにも興味がわかない自分がいます。今回は自分が大阪・関西万博にもりあがらない理由について書き留めて今後、あるべき50代男性へ訴求する仕方の考察に役立てたいと思います。

コンテンツ、料金、ターゲットが自分とあっていない

 つくば万博の時にくらべると、今回の大阪・関西万博は私にとっては以下の4Pの視点で盛り上がらないと思っています。

Product
 パビリオンの情報から「すごいっ」、「見たい」と思えるような商品(=パビリオン)との出会いがまだないです。
 また、万博の辛いところですが、幕の内弁当のように何でもあることが、この時代にはテーマが薄く、すべてが見たいものではないため、行く気が湧かないといったところでしょうか。
 各種テーマパーク、科学に特化した科学博物館、動物に特化した動物園などの方が知的好奇心が高まります。その一方で世界のパビリオン、日本の大企業のパビリオン、関西地域のパビリオンなど統一したテーマはあるといいながらも深くはないものは「どれも同じ」「代り映えの無い」ものに思えてしまっています。
 これからもう少し情報が出てきた時にもっと興味が湧くと思うのですが現時点では大阪に行くならUSJとか、高校ラグビーとか、甲子園(兵庫)とか、そちらを見たいですね。

Place
 場所的に私は遠いです。つくば万博は自宅からも近いほうで、子供の時に面白くて3回ぐらい行きました。何もないつくばのエリアにそこだけ近未来な建物がいくつもならび、会場内や電車では人で溢れていたのがとても印象深く残っています。
 今回はとにかく、遠いので、交通費や宿泊費をかけてまで行くべき価値のある場所なのかというのがまだわからないです。

Price
 何個のパビリオンを見れるのかわからないという点で今の値段は高いですね。どれだけ、混雑し、何個のパビリオンを見れるかによりますし、9時~22時というのも、夜含めて暑い時間帯でお金払って炎天下の中で行列に並ぶのが大半というのは避けたいと思ってます。
 早朝とか、深夜のオーバナイトとかもあればと思いますが、混雑状況もわからないまま、すべてのパビリオンを見れないのであれば価格の価値も変わってくるのかなと思います。

Promotion
 つくば万博の頃と比べて、昨今は様々なエンターテイメントやメディアが世の中に溢れている中で、万博の持つ強みや魅力をどういった媒体で訴求をしているのか、私の接しているメディアではあまり出てこないです。
 そして今、先行チケットを買うと割引でお得という「お得感訴求」が多く、これはプロダクトは引き付けるほどの魅力がなく、お得感で先払いのお金を集めているだけではないかと勘繰ってしまいます。
 また、イメージキャラクターのミャクミャクを前面に出した訴求も万博の良いところを伝えられていないと感じます。東京オリンピックなどもキャラクタはありましたが、あくまでも主役はコンテンツであるスポーツ選手であったように、大阪・関西万博でもあくまでもパビリオンとその展示内容をメインで訴求するべきと感じています。

製品としてまだまだ伸びしろが多い大阪・関西万博ですが、これからの動きに期待したいことろです。

最後までご覧くださりありがとうございました。

 

いいなと思ったら応援しよう!