見出し画像

50代からの登録養成課程 1次試験合格発表前の夏に登録養成課程を調べよう

 私は50歳を目前にキャリア自律を思い、中小企業診断士の資格取得を目指すことを決意し、第1次試験に合格後は登録養成課程をリカレント教育として利用し、資格取得に向けて通学をしています。

 私は1次試験合格後は2次試験と登録養成課程を同時で準備を進めてまいりました。登録養成課程は絶対に受かりたいと思っていたので、割と早くに初動をしました。
 1次試験の合格発表前から説明会を開催している登録養成課程実施機関もありますので、興味のあるところの情報は早めに確認が必要です。

 今回はこの登録養成課程の一覧についてご紹介をします。


養成課程実施機関

まず、養成課程実施機関についてです。
こちらは、1機関あり、
独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校 があります。
期間半年で全日のカリキュラムで参加可能であれば選択の1つになります。

なお、第43期・中小企業診断士養成課程募集は
 応募受付期間 2024年9月10日(火曜)~9月26日(木曜)
 実施期間   2025年3月21日(金曜)~9月22日(月曜)
 募集人数   80名

となっております。ご興味ある方は早めに資料を取り寄せて検討する必要があります。

登録養成課程実施機関

次に、登録養成課程実施機関をご紹介します。

法政大学 (中小企業診断士養成課程コース(MBA特別プログラム)
 全日制(1年間)でMBAと中小企業診断士登録養成課程を修了する
コースです。全日制の程度ですが、月~土の日中に必修授業があり、午前、午後、夜にも授業もありそうです。そのため、ほぼ全ての学生が仕事を休職もしくは退職されて入学しているようです。
 本大学院生が交代で書いているBLOGも学校の様子や個々人のパーソナリティが伝わり、読んでいてとても刺激になります。


公益財団法人日本生産性本部
 こちらも全日制で期間は半年のコースです。約2カ月後から開始の募集も始まっているようですので、ご興味ある方は情報収集されると良いと思います。(募集要項はこちら

株式会社日本マンパワー
 こちらは、実習を除くと、授業は火曜日と木曜曜日の夜間と土曜日になります。日曜日は休息日やフォロー日に充てられるというのは魅力ですね。
 受講期間は1年です。

(参考)栗本学園(名古屋商科大学
 昔は登録養成課程があったようですが、現在は募集をしていないように見受けられます。中小企業診断士の資格保有者がスキルアップのために学ぶ講座はありました。

一般社団法人中部産業連盟
  日本マンパワーと同様に火曜日・木曜日の夜間と、土曜日開催です。
こちらは名古屋駅近くなので、東海圏の方はこちらに通うのもありですが、平日夜開催というところで、社会人の方の通学可能な場所は限られてしまいそうです。

東洋大学
 こちらは土日開催の2年間コースです。平日はしっかりと仕事に集中したいという人や、実習などにもじっくりと思考の時間もかけてスキルアップを図りたい人にはお勧めです。 
 中小企業診断士と経営学修士(MBA)の同時取得ができるコースです。 


千葉学園(千葉商科大学)
 こちらも土日開催の2年間コースです。2024年4月入学から『中小企業経営管理コース』と新たなコース名になり、カリキュラムも若干変わったので、説明会などにて詳細伺うとよいと思います。
 説明会の日程は先々まで確定しているようです。
  中小企業診断士登録養成課程 入試説明会

こちらも東洋大学のコースと同様に中小企業診断士と修士(経営管理)学位が同時に取得できるようです。

兵庫県立大学
 土曜日を中心に、一部、日曜日や平日にカリキュラムが組まれ、2年間のコースとなります。こちらも卒業をすると登録養成課程修了と同時に経営管理修士(MBA)の学位を取得することができます。
 詳細なパンフレット(PDF)はこちらです。

城西国際大学
 土曜日を中心(一部平日夜間(原則水曜日))の2年間のコースです。
こちらも中小企業診断士の資格と大学院の修了資格(MBA)も得られます。

一般社団法人福岡県中小企業診断士協会
 火・木曜の夜間及び土・日曜の1年間のコースです。
九州エリア唯一で博多駅にも近いため、交通アクセスはよさそうです。

札幌商工会議所
 平日開講の半年間のコースです。
北海道エリアではここしかないですが、平日全日制ということで、社会人として働きながらの参加は難しそうです。

日本工業大学
平日夜間(原則、火曜日と金曜日)と土曜日に開講され、働きながら学べる1年制の登録養成課程です。修了すると、中小企業診断士資格と技術経営修士(専門職)の2つの資格を取得できるということで、技術・製造業系が得意な学生にとってはとても魅力が高い学校という印象です。

大阪経済大学
 大阪で北浜駅直結のビルで開催されるのでアクセスは非常に良いです。
平日(月、水曜日)の夜間と土曜日、日曜日で1年間のコースです。
大学院ではないため、修了と同時に修士の学位を取得できるというわけではなさそうです。

関西学院大学
 大阪の梅田キャンパスなので交通アクセスは近郊からも通いやすく、養成課程の修了要件とMBAの修了要件それぞれを満たせばと中小企業診断士とMBAの同時取得ができる2年間のコースです。
 HPの情報によると、登録養成課程とMBAコースの学生交流なども盛んにあるようですので様々な人脈形成にもつながるのが魅力の1つです。

いかがでしたでしょうか。
学校のエリア、開講の曜日、学習期間、特色、それぞれバラバラです。
自分の理想にあった第一希望を早めに定め、情報をとりにいき、志願理由を考え、そろえなえればならない用紙を早めに確認して初動することが近年人気が出ている登録養成課程への入学を勝ち取るためには必要と思われます。

 ぜひ、検討している方は、2次試験の勉強の合間からでもよいので、通学が可能な登録養成課程の情報にアクセスしてみてください。

最後までご覧くださりありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!