50代からの登録養成課程 親目線での子供の結婚式について
私は50歳を目前に、長年勤めた会社からキャリア自律をのすすめることの大切さを知り、これまでのキャリアと今後を見据えたうえで、中小企業診断士を目指すことを決意しました。その後、独学で第一次試験に合格した後にリカレント教育の活用として、登録養成課程に現在は通っています。
先日、プロ野球のドラフト会議があり、いろいろと悲喜こもごもあるなかで、当然ながら、高校卒業や大学卒業の年齢の子供を持つ親というのは私と年齢も近く、子育ての方針や親としてのスタンスは色々あり、また子供の感じ方もそれぞれ違うと改めて感じたところです。
親の目線では子供の進学、就職などの進路選択以上に気になるのが、子供の結婚かと思います。昔は結婚は個人ではなく、家と家との結婚というのが浸透していましたが、私の時代含め、今はあまりそのような風潮を言うところはだいぶ減ってきましたが、それでも結婚については時代の流れだけでスタンスが大多数の考えに染まっていくことはなく、家や親によって「結婚とは」、「結婚式とは」という視点は異なるのかなと思います。
今回はシュフーズの記事から結婚式についての最近のトレンドについて、親目線で感じることを書き留めて、将来いつその日がくるのかわかりませんが、子供の結婚について心の準備をしたいと思います。
ご両人がお互いを尊重して、いい塩梅を見つけるが良し
結婚式は、必ず催さなければならないものでもないですし、招待者数とか結婚式場の場所でランク付けや良しあしを決められるものでもありません。
子供が式について、極端ではありますが、
「式はあげない」
もしくは、
「結婚式は一緒に一度のことだから、盛大に派手にぶちかまそうと思う」
の二パターンであった際に、私は親として子供が前者の考えの場合は
「そう、二人で決めたのならそれでいいと思う」と言ってあげられそうな気はするが、子供が後者で言ってきたら、
「うーん、もう少し先々のコトも含めて考えてみたら?」
と言ってしまいそうです。
上記より、私は親の立場としては、豪勢なことはせずに、節約志向、未来への余力を残したうえで当事者でできる範囲で考えて欲しい、、、
というスタンスなのかなと思いました。
やはり結婚式は
・挙式にお金がかかる
・準備に時間がかかる
・その割には、当事者間意見も割れる
ものです。その数時間の一過性のイベントに親の立場では、あまり労力と費用をかけないほうが賢明なのではというのが根底にあるのかと思います。
「一生に一度のコトですから」という売り文句や「こっちのほうが映えますし、ぴったりです」と言ってオプションで高いものを薦めてくるビジネスモデルに辟易していることもあります。
親の理想でコトが進むものではないと思いますが、こういったコメントに惑わされずに決めてもらいたいものです。
この結婚という夢と希望が一番ある瞬間の喜びを心にとどめておいたり、いつでも思い返せるように、式を挙げるというのは賛成ですし、その写真を納めておくというのも良いと思います。しかし、それを誇張して「周囲や来場者の思い出のために」とか、「誰よりも幸せそうな、祝福されていそうな」という見栄が入るような考えで決めて欲しくないと思うのですが、それは、親の我がままや当事者でない正論の押しつけになるなのでしょうかね。
何年後になるかわかりませんし、もしかしたら、その日はこないのかもしれませんが、自分の子供が結婚を決めた時に、親としての今の考えやスタンスがどう変わっているのか、また検証をできればと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。