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50代からの登録養成課程 約30年前の内定式を振り返っても何も出てこない
私はサラリーマン生活をはじめて、まもなく30年ぐらいになりますが、一度も転職活動はしていません。そのかわり、キャリア自律を50歳直前に考えたところ、中小企業診断士を目指すことを決意し、独学で学びました。
第1次試験に合格した後は登録養成課程を志願し、現在は登録養成課程に通学をして資格取得にむけて精進しているところです。
今回は会社の内定式について思うことを書き留めます。
まったく記憶に残ってない約30年前の内定式
さすがに30年近くたつと、就職活動で内定をもらった後のいくら正式且つ特別なイベントと言われても、周囲に知っている人もほとんどおらず、リラックスしているというよりは緊張して過ごしていたので、今となっては何をしたのかさっぱり覚えていないです。
大学のグループ毎に集まって、バスで移動して、都内の関連施設を見て、その後に懇親会したのは何となく覚えていますが、果たしてそれが内定式であったかすらうろ覚えです。
人事部長の方が何か話したのかもしれませんが、全く持って覚えていないですね。そんなもんです。
会社の人の話を聞くよりも、横のつながり、他大学出身の同期と会えたことが緊張もあり、楽しみでもあったことを覚えています。
しかしながら、内定式で見たような社員は翌年4月の入社後の初期配属でもある新入社員研修でお世話になった支店にはほぼいなかったことに衝撃を覚えたのを記憶しています。もちろん、話していくうちに、とても学ぶことは多かったのですが、都内の壮大なオフィスビルばかりを見ていた私にはカルチャーショックが大きかったです。
大企業志向であった私は入社する企業の内定式に参加できることを誇りに思っていましたが30年たって会社にいる側にたつと、そんな1日学生を拘束してそのために社員を借り出しているのであれば、双方にとって生産性が無いので辞めた方が良いのではと思っています。
会社側の都合だと思いますが、内定式は10月の平日での開催ですし、またその時期は旅行代金も安いと思いますので、内定式に出るよりは、海外旅行などをバックパッカーとして世界中旅して渡るほうがよっぽどいいのにと思いました。
お金はないのかもしれませんが、すでに多くの知識を得ている若者が、これだけの長い時間を自分のために使えるのであれば、内定式への参加ではなく、絶対に学校の授業や海外視察旅行と称した調査などいろいろと学生の目線で楽しむことを追求してもらってからでも遅くないのではと思いました。
社会情勢や時代によって内定式の目的なども変遷しているのかもしれませんが、少なくとも長く働いていると記憶に残らないので、それだったら楽しいイベントをみんなで体験して連帯感を持つようなことに時間を使った方が良いと思いました。
今年の内定者はコロナの頃を大学で過ごしたので、周囲の就職活動性と差別化をつけるのが難しかった、、、という人と、ドローンやオンラインイベントなど工夫をして取り組むことで、差別化をつけることは意外と簡単であったと二極化するのではと推察しています。
いずれまた新しい内定式のスタイルが今後出てくることでしょう。
私も今後、HR関連の仕事をした際には、このあたりの疑問についても
投げかけてみようと思いました。
現在の若手からも内定式の不要さと損失について、HRでの記載内容の停止に訴えていただければと思いました。
最後までご覧くださりありがとうございました。