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50代からの登録養成課程 サラリーマンにとって大事だけど苦手なコト

 サラリーマン人生を25年以上続け、転職こそしませんでしたが、その時その時の所属先で様々な経験をしてきました。その間、スキルの成長ばかりではありませんでした。学生時代や若いころは得意でしたが、今では苦手になったことがあります。はい、それは、人事面接です。
 昨年の後半、自分が大学院を志願した際の面接については、複数の大学院を受験し、全て合格をしています。そのため、「面接」そのものが苦手というのではなく、「会社の人事面接」だけが苦手です。会社の面接は、いつも面接評価やフィードバックされた内容がいつもしっくりこないのです。
 今回は人事面接について、自分のスキルはさておき、思ったり感じていることを書き留めます。

人事関連の面接の苦手な理由

 基本的に「少しお化粧」して自己アピールすべき、というスタンスを教え込まれたことが原因となっていると感じています。
 人事面接を苦手と感じるようになったきっかけは、10年以上前の、とある面接を受ける前に面接トレーニングを受けたのですが、その際の指導方法が今だとありえないくらいの指導方法や内容であり、「こんな思いをしてまでしないと面接は受けれない、受からないのか」と思ってしまったことが会社内の面接が苦手になったきっかけと自分では思っています。
 また、私自身、会社の中で自己開示をすることが苦手なタイプです。自分の社会人としての夢や目標は、自分で努力をしていくものだと思っており、むやみやたらに会社の中で面識のない人(面接官)に話すものではないと思っています。自分の将来の夢とか、職場の課題とか、身近な同僚などにも話をしていないことを語らなければならないことに違和感を感じています。
 そして、会社にもよるのでしょうが、年に数回の面接で判断するよりも、年間や複数年を通じたパフォーマンスで判断すべきであり、面接官に与えた心象や内容でその人の1年間の成果を断定する会社のスタンスにも違和感を覚えながら面接をしています。
 そのため、こういう気持ちで面接をしても、やはりあまりうまくいかず、モヤモヤがさらに膨らむという悪循環になっています。
 自己開示も弱いため、直近の面接でも会社の面接官には中小企業診断士になりたいと思ってこれまで勉強をしてきたことや、大学院に通っていることも「会社の業績とは関係ない」ということで、言っていないです。
 仕事もがんばり、部下育成にも丁寧にとりくみ、さらには自己啓発もしっかりやるというスタンスを見せることも大事なのでしょうが、それを面接で見てもよいのですが、中途採用でもないので、選考基準における人物評価の方法で面接の比重を会社はもっと下げるべきかなと思っています。
 「化粧をはがされないのような、交渉」ではなく、「お互いのことを話しながら共感し、議論をしていく」というような面接に私は変えたい。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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