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新しい時代の到来 SFにハマった

2024年、世界中でいろいろなことがあった。もうあえてここに書き連ねる必要もないだろう。
特筆すべきは、トランプ大統領の誕生だ。
イスラエルによるパレスチナ人大虐殺も、ウクライナ戦争も、台湾侵攻もその命運はアメリカの舵取りに委ねられていると言って良い。
先日もグリーンランドを領有する発言をして世間を騒がせた。

そしてテクノリバタリアンの代弁者、イーロンマスク。
民主主義手続きによって選ばれていないはずの彼も、もはややりたい放題である。

我々日本人も遠い国のことなんて関係ないでは済まなくなってきている。
他人事でいられないということは、物価の高騰や円安で日本に殺到する外国人観光客を見れば明らかである。

世界は混迷を深めて、平和で安全ではなくなってきている。そしてフランスの外相が発言していたように力がすべての時代が再び到来しようとしている。

このような厳しい国際情勢の中で、我が国においても遠からず憲法改正の発議がなされるだろう。しかも増え続ける社会保障関連費と少子高齢化は危機的状況だ。

そんななか、ちっぽけなわたしはSFに触れるようになった。小説、映画、アニメ、
ゲーム。ジャンルはサイバーパンク。



これから予想されるディストピアを先取りして現実のショックを和らげようとする精神的勝利法を見つけたからだ。

なにかよからぬことが起きた時、これ見たことあるぞという既視感でなんとか自分の脳みそを納得させる。SFにはそんな効果がある。

もともと歴史好きのわたしがこのようになってしまうなんて数年前は想像がつかなかった。

歴史には過去をなぞり教訓を与えるという役割もあるが、半ば自己満足的に知識を得ているだけでは?と疑問を持つことも多かった。

しかしSFで得た知識は、今後自分の目の前にはっきりと姿を表す可能性が高い。
まさに未来の先取りと言える。

溢れる情報の洪水のなかで、ひとついいものを見つけた。わたしはSFにハマった。

すべては、冷静に現実に対処するためだ。わたしはわたしなりに、新しい時代に対応できるよう方法を模索しているつもりだ。


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