30代政治素人有権者による衆議院選挙メモ
選挙速報を見てます。
ネットを眺めてみた選挙戦の印象とその結果を大雑把にメモしていく。
自民党
ネットでは裏金問題でかなりの批判を浴びていた。総裁選後に高市早苗支持者が石破総理や岸田元首相を攻撃し、味方を後ろから撃つ様子も観測できた。(ほんこん など)
→与党過半数は微妙な情勢で大幅な議席減。
概ねネットの雰囲気通りになったか?
ただ、果たして膿を出し切ったといえるだろうか。
立憲民主党
野田代表に変わって、若干中道寄りになったように見えた。
都知事選の選挙戦に代表されるように、一部過激左派はネット上では顰蹙を買っていた。
反自民党の受け皿として大躍進した。
野党第一党としての権勢を一時的に回復したようにも見える。
私のおすすめ欄エコーチェンバーから見ると今回は大勝利ではないか。野田代表効果も多少あったか?
自民党にズルをさせないような役割を期待。ただし、政策は安全保障などの面で非現実的、意味不明なものが目立つ。
国民民主党
若者に支持されているという噂があった。また、代表と幹事長が積極的な情報発信をしていたように思えた。実際、20代30代の支持を得ていたようである。
ネットの評判通り大躍進といえる。与党との連立など、今後の動向が注目される政党の一つとなった。反自民、しかしながら、中道、またはやや保守的な考えを持つようなオルタナティブを求める国民の支持を集めた可能性がある。大阪万博や兵庫県知事の問題で支持をやや失った維新の代替を果たしたこともあったか?※明らかな誤りのため訂正しました
公明党、共産党
両党ともに高齢化が進んでいるとの噂があった。
インターネットのプロモーションも古臭くてダサく奇妙であり、若者の支持は到底得られそうになかった。
予想通り党勢は停滞もしくは凋落。
公明党の党首が国民民主党の候補者に討ち取られた埼玉14区の戦いは歴史に残る戦いだった。
参政党、れいわ、保守党
ネットでたくさんの支持者とアンチをみた政党群である。
れいわは躍進、共産党を凌ぐ勢いか。山本太郎氏のカリスマ性は健在だった。
参政党、保守党は陰謀論や反ワクチンを主張する候補者が散見された。
結果は、保守党は1議席を獲得、参政党は現状維持か?いずれも支持者の熱狂ぶりとは裏腹に伸び悩んだ。印象としては最もネットと現実が乖離していたように思う。
インターネット世論は、大政党の場合おおむねその通りになるが小さな政党でやや極端な主張をかかげている政党はインターネットと異なり、現実ではあまり支持されない傾向にあるとみた。
あくまで私の偏った(やや保守より)のタイムラインから見た印象論なので、メモ程度の記事とした。
自民党が圧倒的に強い状態では、不正が横行することがわかった。立憲民主党や国民民主党の躍進により自民党は法案などを数の力で押し通すことができなくなった。まともな論争が生まれて健全な対立関係が生まれる可能性がある。
つまり、今回の選挙戦の1番の勝者は日本国民だろう。(特に若年層現役世代)
また、日本国はロシアや北朝鮮などと異なり、まだ自浄作用の働く国であるという証明にもなった。
ヒリヒリする論戦を通して、日本という国家がますます発展することを期待したい。