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「作る」じゃなくて「選ぶ」が面倒だったのかも

2025-02-03

節分だなぁ、なんて思っていたら、昨日終わっていたのですね。
ことしは2日なの知らなかった……。

さて、きょうは自炊の話です。
ヘッダー画像は私の最近の夕食。ご飯に卵&ふりかけ。
おかずには、豚肉とじゃがいもと玉ねぎとピーマンをめんつゆ等で炒めたもの、を食べています。
もちろん、夜に作って余るので、それを翌日のお弁当としても持っていきます。

時間がある日はこういう超適当ごはんを作り、そんな時間や気力もない日はパスタを茹でるか、レトルトカレーをぶくぶくして食べています。

漢の目玉焼きチーズ納豆カレー

そんな貧相な食生活を、哀れみの目で見ないでくださいごめんなさい。

でも、たとえこのレベルであっても、自炊が大の苦手だった私にとっては大きな成長だったりします。

以前は、疲れていると頭の中から自炊という選択肢がごっそりと抜け落ちて、気付けば牛丼屋のカウンターに座ってチーズ牛丼を食べている、というのが当たり前でした。

チーズ牛丼。これは吉野家

このままじゃダメだと一念発起して自炊を頑張ってみるのですが、そもそも作れるレパートリーがない上に、鍋を使えば焦がし、電子レンジを使えば爆発させの連続。
気づけば牛丼屋のカウンターに戻る、というのを何度も何度も繰り返して今に至ります。

それがここ最近になって(まだ短期間といえど)家に真っ直ぐ帰って家でご飯を食べるようになった理由……それはおそらく、「選ぶことをやめた」からなのだと思います。

冷蔵庫にあるのは卵・納豆・ピーマン・玉ねぎ・じゃがいも。
冷凍庫に豚肉。
調味料は醤油、酒、みりん、めんつゆ、塩。

決まった順番で食材をフライパンに投下し、同じ分量の調味料を左から順番に入れていく。
いつも同じ量ずつ野菜や肉が減っていくので、それがなくなったらまた同じ量を買い足せばその日から同じものの調理を再開できる。

こうやってそもそもの選択肢がないと、「家に帰って何を作れというのか!」というストレスから解放されて、思考停止でご飯を準備することができるんです。
「いや!毎日同じようなものを食べていたら飽きてしまう!」なんていうご批判もいただきそうですが、外食するにしてもどうせ毎日チーズ牛丼しか食べていないので、同じことかなと。
そう、私、食に関しては選ぶことがストレスだったんだな、と気づいたのでした。牛丼屋ですき焼き御膳やマグロたたき丼を見て美味しそうだなと思っても、2秒後には結局チーズ牛丼を頼んでいる。それって結局、チーズ牛丼だったら食べて得られるスコアが完璧に想定できるから、無駄に感情を消費しなくていいからなんですよね、きっと。

そんなわけで、私は今日も豚肉とじゃがいもと玉ねぎとピーマンをめんつゆ等で炒めたもの、を食べています。
いまのところ健康被害はない模様。
飽きる気配もないけれど、飽きたらもう一品ぐらい、レパートリーを増やしてやってもいいかな、と思っています。

素ラーメンも、よく食べます


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