自己紹介 / これまでとこれから
なぜ note を始めるのか
松本頌平です。医師として働きながら、若手医療者団体の代表をしております。団体設立や30代という年齢のためでしょうか、医療について、社会について、人生について、色々と考えることが増えてきました。
私個人の考えや想いを綴る場を作りたいと思い、note を始めることにいたしました。
私のこれまで
職業:私は医師として働いています。子どもの頃に観た医療ドラマ『Dr.コトー診療所』がきっかけで医師を志しました。もともとは内科医を目指していましたが、医療現場での葛藤や先輩医師を亡くした経験などから、悩んだ結果、現在は放射線診断科医という、患者さんのCTやMRIといった画像を読影・診断する仕事をしています。どちらかといえば裏方の専門領域で患者さんとは少し距離がありますが、自分の診断が治療方針に関わることも多くやりがいのある仕事です。
趣味:中学生からブラスバンド部でトロンボーンをはじめ、高校・大学でも、ジャズビッグバンドに没頭していました。そこで出会った友人は今でも交流が続いています。楽器からは少し離れてしまっていますが、ジャズを中心に音楽を聴いてリフレッシュすることが多いです。
また、映画や小説、漫画も好きです。”なにかをゼロから生み出す”という職業への憧れもありますし、そこから得た考えが自分の人生や思想に大きな影響を与えています。
生活:研修医の頃に結婚し、家族がおります。自分の時間が減ったり、ときにプレッシャーになったりもしますが、”これほど大切な存在がいる”ということは、やはり一種の気合がはいるように思います。家族を持ってから、何が大切か、自分が何をしていきたいか、など考えることも非常に増えました。
イノミライについて
研修医となり、多忙さや責任感、理想と現実のギャップなどに悩んでいた最中、先輩医師を亡くしたこともあり、医師の働き方や医療の在り方に課題を感じました。そして今年の4月に、持続可能な医療の実現をテーマに、若手医療者団体「イノミライ」を設立しました。
自分にとっても重要な活動であり完全に切り離すことは難しいのですが、あくまでこの note は私個人として綴っていきますので、詳細は団体HPをご覧いただければ幸いです。
そして、これから
この note では、日常生活や、臨床現場、団体活動を通して、私が感じたことや考えたことを綴っていきます。医師という職業に興味のある方、医師として悩んでいる方、ワークライフバランス・ワークインライフに関心のある方などに、少しでも共感していただけたら嬉しいです。