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【入社エントリ】戦略コンサル→事業会社からベンチャーへ。世にないプロダクトの、未来を描く
はじめまして。2022年1月、チーフプロダクトオフィサー (CPO)としてエスマットに入社した松生(マツイケ)です。現在は取締役 兼 上級執行役員 CCvO(Chief Customer Value Officer)として、プロダクト企画本部 / エンジニアリング本部 / カスタマーサクセス本部の3本部を管掌しています。生き甲斐は猫、趣味は車とボクシング。
戦略コンサル→事業会社を経てベンチャーへ
大学卒業後、戦略コンサルへ新卒入社
大学では情報学を専攻しており、特に検索エンジンを使ったインターフェースや新しいアルゴリズムの研究などを行っていましたが、就職活動時期が早かった外資のコンサル・金融などを受けてみたとき、大学で学んだことと思考プロセスの持ち方が似ている、更にはもっと高い視座で、より大きなインパクトを社会に与えられる可能性を感じ、ボストンコンサルティンググループへ入社しました。
事業会社での経験
コンサルでの経験は、激務な中でも毎日新しい学び・発見があり、社会人としての基礎を身につけるにはうってつけ、とても刺激的な日々を過ごせたと実感しています。ただじわじわと、自分が提案しているアイデアって、自分で実際にやり切れんのか自分?机上の空論になってないか?という漠然としたハテナと、途中途中でインタビューなどをしていた現場寄りの方の話や業務を見ていてそこでやんややんやと議論し合う楽しさを強く感じるようになっていき、転職を決意。今でこそ全ジャンル強いイメージのあるAmazonでしたが、その当時は「本・家電」のイメージが強かった中で、消費財事業本部のプロダクトマネージャーとして、新しい事業・プロダクトのローンチを担当する部署を選びました。まだまだ白い部分が大きいキャンバスに、どんな絵を描けるか、しかも最後の最後の最後までやり切ることは想像以上に大変なものでしたが、コンサルで培った馬力(?)で新しいことにドンドン飛び込んでいっていました。
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エスマットへ
エスマットの代表である林さん・志賀さんの両名はもともと大学時代の知り合いでもあったのですが、林さんとたまたまAmazonの同じ部署で1年ちょっと一緒だったのもあり、彼が起業したタイミングで業務も引き継ぎつつ、定期的に呑んでいました。エスマットの前身であるスマートショッピングの初期のビジネスはEコマースの比較サイト、とAmazonでやっていることとそれほど大きな差はなく、正直にいうと、彼の起業話・ビジネス話を「へー」という感じで飲みの席のネタの一つ的に聞いている程度でした(笑)。
ただ、事業をピボットし、スマートマットクラウドというサービスの話に切り替わっていく中で、感じるものがあり、「ちょっと面白いかもな」と次第に思い始めました。Amazonの消費財領域ではかなり自信を持ってやりきったな、という感覚も相まってなのですが、言ってしまえば感覚で入社したようなものです。
世にないプロダクトの、未来を描く
スマートマットクラウドって・・・何なの?
CPOとして入社し、「プロダクトの未来」を考え、その実現に向けて方針を立て、チームを動かす・・・ということをやっていく中。正直私は、最初このプロダクトを舐めていた、と今は感じます。なぜなら、シンプルすぎるようなファーストインプレッションだから。
しかしながら、考えれば考えるほど、「このプロダクトって・・・結局なんなの?」と悩みが深くなっていきました。それもそのはず、このプロダクト、「ありそうでなかった」とよく言われますし、どこかの業界に特化したものでもなくモノがあれば刺さる。本当にさまざまな業界のニーズが舞い込んできて、頑張ればそのニーズを満たせる。なんて自由なんだろう、というポジティブな気持ちと、そうはいってもプロダクトのビジョンはクリアにしなきゃという焦りもあり、思考錯誤の期間が続きます。
顧客との共創
そんな悩みが解けない間も、さまざまなお客様から「こんなこと出来ない?」という問い合わせが舞い込み続けます。だんだんと、だんだんと。見えるようで、見えないようで。ただ間違いなく言えることは、
このプロダクト、思った以上に、面白い。奥が深い
ということ。他にないということは、我々しか出来ないことがある、ということ。段々と、イノベーションにつながってきている実感が深くなり、そうなると顧客との会話も深みが増す。お客様に日々学ばせてもらうのと同時に、更なるアイデア・価値を考え、ぶつけ、想いに応える。育成ゲームのような感覚もあり、筋道のないオープンワールドを駆け巡っているかのような感覚もあり。なかなか出会えない「コンセプト」。ただ面白いだけではなく、「このプロダクトを最大のインパクトで社会に届ける義務」を感じます。
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想いを形にし、届ける
一方で、私の上記の解釈と、顧客や社員一人一人のプロダクトの捉え方は異なり幅も広く。日々このプロダクトの本質をどう伝えるか、トライし続ける日々です。プロダクトはシンプルなはずなのに、プロダクトにまつわる領域は無限に複雑で広がっていく・・・そこにチャレンジできる。これが、毎日のワクワクをキープできている一番の理由かもしれません。
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この記事を読んでくださった方へ
ちょっとだらだらな文章になってしまったかもしれませんが、この会社の根幹であるプロダクトは、面白いと断言できますし、また確実に社会を変えるイノベーションの一角となり得るポテンシャルがあります。そうなるかどうか、生かすも殺すも我々の頑張り次第。「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」。固定概念にとらわれず、やれることは全部やる。そういったチャレンジをしたい!という方は是非ご連絡ください。気軽にカジュアル面談をお受けしたいなと思っています。
エスマットでは、共に事業を大きく成長させ社会改題を解決したい仲間を募集中です!
エスマットが提供するスマートマットクラウドは、「モノの流れを超スマートに」をビジョンとして掲げて、世の中のムリムダムラを無くそうという大きなテーマに取り組んでます。共に成長し合い、大きなコト(事業)を成し遂げたいという大志を持った仲間を募集しています!詳細は以下をご覧ください。
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