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プログラミング初心者がプログラミング合宿に行ってみて感じたこと

西です。
この土日の間、ハッカソンというプログラミングの合宿のようなものに参加してきました!
土~月まで宿に泊まりながら活動し、ついさっき帰ってきたところなので、記憶がしっかり残っているうちに書き始めようと思います。


ハッカソンって?

今回参加した「ハッカソン」というイベントでは、三重県志摩市で開催されるええじゃんか祭り2024にて公開するコンテンツの開発を行いました。
コンテンツはお祭りに参加する人たちがスマートフォンを使って楽しめるもので、2日間かけてコンテンツの考案から作成までを行うという企画でした。場所は一番近くのコンビニまで徒歩40分かかるような島の中の宿だったので、かなり自然を感じることができました。
猫がたくさんいたり波の音が聞こえたりと、開発に苦労しながらもリラックスできるような環境でした!
参加者としては8人で、ここにメンターさんや主催者さんが加わり共同開発を行いました。
実際はチームごとに別々のサービスを開発していたので、僕のチームは参加者3人+メンターさん1人という感じで開発を進めていました。

レベルが違う

僕はてっきり、ハッカソンは最初から教えてもらいながら開発をするような初心者向けのものだと思っていました。
しかし初心者だったのは僕だけで、高専でずっとプログラミングをやってる方だったり社会人エンジニアの方だったりが大半で、いったい何の話をしているのかさっぱり分からないほど専門用語が飛び交い、開発に貢献できる気は全くしませんでした。笑
僕以外の全員が、プログラミングをするための環境構築をいうものを済ませており、僕はほとんど環境構築ができていない状態だったので、はじめはそこからでした。
ところが面白いほどに上手くいかず、経験豊富なメンターさんたちにも手伝っていただいたのですが、それでもエラーばかり起きスタートラインに立つまでだけで一苦労でした。

共同開発の仕組みも教えていただきました!

コンテンツ案が決まり実際開発をする段階になって、僕のチームメンバー3人はそれぞれ
・デザイン役
・モニター画面のプログラミング役
・スマホ画面のプログラミング役
に分かれ、僕はスマホ画面のプログラミングを担当することになりました。
まだスマホアプリのプログラミングの勉強を始めたばかりなのにこんな大役を任されるとは思っておらず、僕だけ全く開発が進まないんじゃないかという不安と、大成長できるチャンスだという期待が入り混じったような状態で開発がスタートしたんですが…
開発のために必要なプログラミング言語が、TypeScriptという触ったこともなければ聞いたこともないような言語でした。
僕はずっと(と言っても1ヶ月)Dartという言語でやってきたので、Dartはなんとか読めたとしてもTypeScriptの方は全く読めず、それでプログラムを書くなんて到底できっこないように思えました。

結局僕が考えたのは、Dartでプログラムを書いて、それをchatGPTでTypeScriptへ変換してもらうということでした。
結論から先に話すと、徹夜でDartを使ってプログラムを書いたはいいものの、画像などの情報やファイルの情報までどうやればTypeScriptへ変換できるか分からず、Dartで書いたプログラムは全てパーになりました。
しかし完全に無駄になったわけではありません。
僕はDartで1つの画像を画面内に表示させるのに、4時間かかりました。
おそらく1人でやっていれば、もっと多くの時間がかかっていたでしょう。
エラー対応はほとんどメンターさんがやってくれましたが、それでも僕のコードは無限にエラーを吐き続けました。

気分転換に外でプログラミング

失敗のたび新たな学びがありました。
その4時間での進捗は0でしたが、画像の出し方、ファイルの作り方と活用方法、コマンドの使い方など、知らなかったことがどんどん身につくのを感じました。

2日目の朝からは結局、TypeScriptで見よう見まねで無理やりコードを書き、夜中学んだファイルの知識などを駆使して開発を進めました。

そしてご飯も忘れるほどずっと開発を続けた結果、終了時刻の30分前になってついに、担当部分の全てのプログラムを書き終えることができました。
実際プログラムして作ったサービスが期待通りに動いたときは、たまらなく嬉しかったです!!

本当に頑張った甲斐があった。

思い出

実は1日目の夜、シャワーを浴びにいったときちょっとしたハプニングがありました。
背もたれのない状態でずっとプログラミングをしていると体に疲労が溜まるので、夜僕はずっと部屋の隅のところに座布団を敷いて作業していました。
そのせいでシャワーの時間も気づかれず、僕は最後に入ったのですが、1人前の人があがった段階で全員入ったものと思われボイラーを切られてしまいました。
外はかなり寒かったのですが、それより寒い冷水のシャワーを浴びることになるとは思っていませんでした笑

しかし2日目の、開発が終わってからの夜は1日目のそれとは真逆のもので、みんなでBBQをし、熱々の焼肉を食べながら情熱的な起業家の方々とお話することができました!
トランプやボードゲームもし、しっかり寝て疲れもとることができました。

振り返って

本当に一瞬のようで、凄く濃く、そして長い2日間でした。
無理な挑戦だと思っても、諦めずに集中して取り組むことで成長や成功に繋がるのだと身に沁みて分かったこの2日間。
難題に直面した時はこの日のことを思い出し、壁を乗り越え新たな世界を切り開いていこうと思います。

2日間最高でした!!

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