未来から見た思い出
西です。
今日はミーティングをしていて、子供心って大事だなと思う場面がありました。
思い返せば高校生の頃、毎日が勉強ばかりで楽しくなく、小学生の頃に戻れたらなぁと思っていたときもありました。
小学生のときはスマホがなくゲーム時間も制限されていたので、色んな遊びに手を出していた気がします。
ということで今回は、僕の思い出話も兼ねて、子供心の大事さを感じた話をしようと思います。
秘密基地
僕が小学校のとき熱中していたのが、秘密基地作りです。
何が楽しかったか?と聞かれて言語化するのは難しいですが、「自分しか知らない世界」というものに惹かれていたのかもしれません。
住んでた団地の中だけでなく、学校内や校区外にまで秘密基地を作っていました。
僕は小学生4年生のとき同じ校区の、真反対とも言えるような場所に引っ越したのですが、面白かったのが引っ越した家の真裏が引っ越す前に作った秘密基地だったことです。
秘密基地では特に何かをしていたわけでもなく、友達と一緒に秘密基地になりえそうな場所を見つけて喜んだ後は、個人的にたまに立ち寄って落ち着いていただけだったと思います。
ただそれだけでも凄く楽しかったし、小学校時代の一番の思い出になっています。
秘密基地以外にも、ゴム銃、縄跳び、けん玉、ルービックキューブ、公文など夢中になってやっていたことは凄く記憶に残っています。
この話もまたいつかできたらと思います。
高校時代
逆に高校時代は、途中筋トレをはじめるまでは脳死で勉強をしていました。
合格と不合格を分けるのは一日15分の勉強時間の差だと知り、無駄な時間を15分以内に抑えれるようにほぼ全ての時間を勉強に費やしていました。
これはこれで今となってはいい経験になったのですが、当時は模試で1位をとること以外に勉強に意義を見出せない状態で、はっきり言って幸せとは言えなかったです。
合格不合格に対しても、当時すでに数学の研究をしていたので、どこにいっても研究は自分ですればいいしなぁくらいにしか考えておらず、絶対受験に合格したい!!というような動機は弱かったように思います。
(絶対合格したいと思うようにはなったのは受験の3ヶ月前とかで手遅れでした笑)
そんな感じだったこともあり、その頃は小学生だった頃に戻って遊びたいと考えていました。
もっと何も考えずに毎日を過ごせたらどんなに楽だろうかと思っていました。
幸せの転換
全てを変えたのは前々回くらいで記事にしたDavid Gogginsです。
彼を知ったとき、僕は家庭環境の変化や友人関係などの心理的ストレスで勉強ができていない状態でした。
ゴギンズから最初に教わったのは、楽なことをせず、辛いことをしろいうことでした。それが成長に繋がるのだと。
勉強漬けだった生活のような精神に逆戻りかとおもいきや…
面白いことに、辛いことをして自分が成長できていると感じるだけで、小学生の頃のような、満足感と充実感を味わうことができたのです。
さらに辛いことは自分の苦手なもの、嫌いなことばかりなので、それを克服して自信を得つつその過程に充実感を感じれるという、まさに一石二鳥の状態でした。
この経験のおかげで今、こうして起業やトレーニングに精を出すことができています。
起業は夢のカタマリ!
起業のための準備を進めていて思うのが、これって本当に夢があって楽しいなということです。
いい案がでるたび奇跡を感じ、秘密基地を作っていたあの頃のようなドキドキ感が染み渡ります。
今は過去の自分に戻りたいと思うのではなく、未来の自分たちの姿を早く見てみたいと心から思います。
今こそが将来思い返すであろう思い出の真っ只中なのだと思って、これからも未来から見た思い出を一生懸命作っていきます!