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新卒0期生の内定式を開催しました

2024年10月4日、SmartHRにとって初めての新卒内定式を開催しました。今回ご出席いただいたのは新卒0期生のみなさま。
このレポートでは、当日の様子や0期生のみなさまからの感想、そして入社に向けた意気込みなどをお届けします。


内定式開始

新卒採用0期生の内定者は、プロダクトエンジニアとプロダクトデザイナーあわせて8名。内定者同士久しぶりの方も初めての方もいらっしゃる中、和気あいあいとした雰囲気で内定式の開始を待っていました。

和やかな雰囲気の中、いよいよ内定式が始まります。
開催の挨拶の後、CEO 芹澤さん、CPO 安達さん、VP of Engineering 森住さん、VP of Product Design 宮原さんが登場。それぞれから、内定者のみなさまへメッセージをお伝えしました。ここでは一部を抜粋して紹介します。

CEO芹澤さん:楽しみながら、自分のために「何者かになる」努力をしてみてほしい

私たちSmartHRは、「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」をコーポレートミッションとして掲げています。
日本社会では働くことについてまだまだネガティブに捉えられている部分があって、みなさんももしかしたら人生の夏休みが終わり、社会の歯車になって働くというような感覚があるかもしれません。ですが、社会を変えることで、働くということを少しでもポジティブなものに転換できればと、このコーポレートミッションにはそういう思いが込められています。

みなさんが入社する2025年においてもまだまだ目指す道の途中です。振り返ってみればあのころはまだまだだったよねと言える段階です。
「新卒0期生」という貴重なナンバリングを持っているみなさんには、黎明期に入社したメンバーとして企業・文化を作っていくという気概でいてほしいと思います。

みなさんは今、新卒というカードを手にしている状態ですが、一度「何者かになる」という努力をしてみてください。雇われるという立場ではありますが、会社のためというより、ぜひ自分自身のために努力をするという感覚を持ち続けてほしいと思っています。
“SmartHR 0期生として入社したことを踏み台にするくらいの気持ちで、何者かになることにチャレンジし、楽しんでみてほしいです!

CPO安達さん:変化の中で新しい価値を提供していくことが楽しみ

新卒0期生ということで、中途とはだいぶ違うテンションでSmartHRを選んでくださったと思いますし、前例のないことに飛び込んでいく「やっていき感」は、中途で今入っていただく社員の方よりも皆さんのほうが強いかもしれません。

日本の労働人口は2030年に644万人不足すると言われています。
好むと好まざるとにかかわらず、変化は起こっていきます。そんな変化の中、私達はプロダクトを作り、新しい価値を提供していきます。
新しい時代に、新しいプロダクトを共に作っていけることがとても楽しみです。

VP of Engineering 森住さん:「世界に凹みをつくる」ことにチャレンジしてほしい

プロダクト開発に携わる職種は色々ありますが、プロダクトエンジニアの特権は、最後にモノを作って現実にできることだと思っています。そんな特権があるがゆえに大きな責任もあると思っていて、技術研鑽を続けて、正しくものを作っていくことが求められます。

「世界に凹みをつくる」※ ことができる会社はそんなに多くはないと思っていて。そんな中で、SmartHRは世界に凹みをつくるチャンスがある会社だと思っています。これだけスケールしていて、チャレンジする機会が多い会社はそんなにないと思っているので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
トニー・ファデル「BUILD」より

VP of Product Design 宮原さん:デザインシステムに従い、そして裏切って

デザイナーの仕事はただデザインを作ることではなく、デザインに対して説明責任を果たすことです。なぜこのレイアウトにしたか、その結果どのようなメリットがユーザーにあるのか言語化して説明することが一番大きな責任としてあります。

デザインシステムを使いそして裏切ってほしいと思っています。デザインシステムに従うことによって得られる生産性を追求し、同時にデザインシステムを裏切ることで生まれる新しい価値も追求してください。開発の中ではその矛盾が常につきまといます。
高い目標に向かうためには、「矛盾の内包」が必要となるとよく言いますが、まさにその状態かなと思っていて、矛盾があるという状態をチームで豊かにディスカッションしながら、いい意思決定ができるチームをつくっていってもらえると嬉しいです。

記念品授与

内定式では、芹澤さんから一人ひとりに記念品が渡されました。

記念品は、卓上カレンダーと、氏名と「0」をモチーフにしたメッセージカードの2種類。

卓上カレンダーは10月から内定者のみなさまが入社する2025年4月までのもので、裏にはSmartHRの歴史や社内用語など、SmartHRのカルチャーを表すコンテンツを掲載しています。

メッセージカードには芹澤さんと、選考で内定者のみなさんとお会いした社員、そしてこれからメンターになる社員からのメッセージが書かれています。

今回の内定式や記念品のデザインには、内定者の人数である8種類のフォントの「0」が。この「8つの0」に対しても想いが込められています。

内定者のみなさまからの意気込み

記念品授与のあとは、内定者のみなさまに、改めてSmartHRを選んでいただいた理由や、今後の意気込みを語っていただきました。こちらも一部をご紹介します。

自分がこれからやっていきたいことは、いいプロダクトを作って社会を変えることだと思っています。
素晴らしいインターフェースを作ってすごい技術をユーザーに提供する、技術をユーザーに還元する架け橋をやりたいと、プロダクトデザイナーに応募をしました。
SmartHRでは、グローバルに通用するようなプロダクトを作っていきたいです。それにより労働に関する社会課題を解決し、人間の知的生産を拡張できると思います。
そのために、プロダクトデザイナーとしての役割を果たしつつ、必要なことは何でもやりたいと思っています。

以前のバリューになりますが、僕がすごく好きなSmartHRのバリューがあります。「人が欲しいと思うものをつくろう」です。
新バリューでは「人が欲しいものを超えよう」になっていますが、つくるだけでなく、それを一歩先の「超えよう」になったことで、社会が私達に求めるものへの期待値も上げていき、さらにこの社会、そしてSmartHRや組織自体を強くしていくものだと思いました。自分もそんな一員になれたらと思います。
運よくこの素敵な同期のみなさんと共に入社できることになると思うので、力を借りながら、「早く・遠くに・共に」、頑張っていけたらなと思います。

自分は、人の役に立つものを作り、それをどんどん改善していくことを通じ、さらに人の役に立つものを作っていきたいと思っています。それがSmartHRでならできる、ここで頑張りたい、ここで自分らしい働き方をみつけていきたい、だからSmartHRがいい、と思って入社を決めました。数年後、「この人を採用してよかった」と、同期のみんなには「この人と同期でよかった」と思ってもらえるよう頑張りたいので、ご指導のほどよろしくお願いします!

内定者のみなさまそれぞれから真っ直ぐで熱いメッセージをいただき、拝聴していた社員も背筋が伸びる思いでした。
最後に記念写真を撮影し、SmartHR新卒0期生の内定式は終了となりました。

内定式の感想

内定式終了直後、内定者のみなさまに感想を聞いてみました!内定式はどうでしたか?という質問には口々に「緊張したが楽しかった」との声。

  • 内定式では会社のために頑張ってくださいと話されることが多いイメージがありましたが、芹澤さんの話で、自分のために研鑽していこうというメッセージが印象に残っています。

  • 表面的な優しいアドバイスだけでなく、今後社会で活躍していくためのメッセージでした。変にホワイトなことだけを言うのではなくて、アツかったです。

  • スピーチのときにVPの方が自席からコメントする場面もあって、そういう柔らかい雰囲気やコミュニケーションもカルチャーを感じてよかったです。カルチャーの見える内定式だったと思います。

  • 記念品のカードの自筆サインが唯一無二感があって嬉しいです。カレンダーは10月から始まるのもあり、これから入社するまでのワクワク感があります。

内定式後のワークショップ:SmartHRでの理想の社会人像を描く

内定式後には、SmartHRが求める人材像を元にした、マンダラチャートを用いたワークも行いました。テーマは「SmartHRでの理想の社会人像を描く」。
コーポレートミッションやSmartHR社のフェーズ「スケールアップ企業」で求められる人材の構成要素、行動指針であるバリューを元に、マンダラチャートに要素を記載していきました。

個人でマンダラチャートを記載した後、2チームに分かれ意見交換しながら、項目を埋めていきます。最後に、それぞれのチームで入社までの半年でできそうなことを発表していただきました。

発表の様子

グループAのみなさんが特に重要なものとして選んだ要素は「決断力」「チャレンジ精神」「楽観視」の3つ。

グループBのみなさんが選んだ要素は「概念的思考力」「安定力」「チャレンジ精神」。この3つをSmartHRに入社しても役立つ力として選んでくださいました。

懇親会

ワーク後には、内定者それぞれのメンターとなる社員との懇親会が開催されました!

内定者のみなさま、内定式・ワークともに本当にお疲れ様でした!

SmartHRにとっての新卒採用

SmartHRは「well-working」の実現に向け、高い山を登っていく最中です。

そんな中、新卒のみなさんにSmartHRに加わっていただき、組織や変革を起こす仲間が増えることにとても期待をしています。
同時に、私達は次世代の育成に本気で取り組み、それを通じて、企業として・組織としてもさらに強くなっていきます。
「早く・遠くに・共に行く」メンバーとして、内定者のみなさんの入社をSmartHRの社員一同本当に楽しみにしています!

SmartHRは今まさに、1期生の採用を開始しています。
0期生で募集していたプロダクトデザイナー、プロダクトエンジニアに加え、ビジネス職種における総合職の採用も2026年卒業の方を対象に募集しております。
課題解決が好き、挑戦したい!という方、私達と一緒にSmartHRの黎明期を作っていっていただける方、「風の日に、ワクワクする人」の応募をお待ちしております。