デザイナーの私たちが「最近気になったいろいろデザイン」|12月編
スマートキャンプデザインブログ プロダクトデザイナーのdreamです。
スマキャンデザイナーが気になるデザインを持ち寄る当企画も、今年最後の投稿です!それでは行ってみましょう!
バルミューダの小型スマホ『BALMUDA Phone』
バルミューダといえば扇風機やヒーターなどの家電・家具を開発しており、めちゃくちゃかっこいいデザインでお馴染みですよね。
そんなバルミューダが初のスマホをデザインしたとして話題になりました。
大きくなりすぎたスマホのアンチテーゼとしてコンパクト化されており、背面が湾曲しているため非常に手に馴染むようにデザインされています。
また、独自のソフトウェアも搭載しており、カレンダーアプリはピンチイン・ピンチアウトして感覚的に期間を調整できるようになっていました。
まだ触ったことがないため、機会があれば体感してみたいと思います!
10年愛用している疲れない靴『dansko』
10年近く履き続けているdanskoとの最初の出会いは古着屋でした。
特徴的な丸みを帯びた形や厚めのソールを見て「かわいい!」と思って足を通してみました。
danskoはスニーカーと比べれば重く、柔軟性もありません。それでもなぜか、立ちやすく歩きやすい。初めて履いた時は不思議な感覚に陥り、店内を何周も歩かせてもらいました。
歩きやすさはそのはずで、danskoは立ち仕事が続くワーカー向けに作られた靴です。danskoのホームページには「日常ではもちろん、レストランや医療系で働く方々の靴として機能性とデザイン性の両方に優れた、履きやすく足や腰への負担を取り除いた靴」と記載されています。
旅行が趣味の私ですが、長時間の街歩きや観光にdanskoは手放せない存在です。10年近く、私の足を支えてくれているdanskoには、デザインや機能性に止まらない愛着が生まれています。
深い瞑想へと導くヘッドセット『LightVision』
不思議な形をしているこのゴーグルのようなものは米スタートアップResonate開発のヘッドセットです。マインドフルネスと瞑想が注目される今、瞑想の経験が浅い人でも手軽に深い瞑想に入るためのツールとして使用することを想定したヘッドセットです!
その仕組みは、振動や音、光を組み合わせて水面や木などの映像を、脳の周波数を活性化させるようにたえまなく変化させ、その頻度やパターンでリラックスした状態を作るようです。
機能も気になりますが、プロダクトとしてもめちゃくちゃかっこいいですよね!
瞑想の方法はググれば出てきて実践はできますが、いまいち効果を感じれてない人におすすめかもしれません!
新しい畳の形『TATAMI-TO』
最近はフローリングの家や部屋も多く、い草農家や畳製造者も減っています。畳という素材を使って新しい畳の形をつくろうとしているプロダクトです。
畳のにおいは好きだけど、家に畳はおけないという方に向けた「いぐさフレグランス」といった製品や、ロールマットなど、現代の居住環境にあわせた製品を開発しています。
デザイン性も高く、グッドデザイン賞2021を受賞を受賞しています。
境界を無くした『NHK紅白歌合戦の新ロゴ』
毎年大晦日にやっているNHKの紅白歌合戦の2021年のロゴが昨年まで使用されていたものからリニューアルされました。
元々紅・白でそれぞれわかれていましたが、今年は明確に境界を設けずグラデーションとなっています。
司会の名称も「紅組司会」「白組司会」という名称から「司会」という名称に統一されることも発表されたので、はっきりわけず、グラデーションの様な多様性を重視していくようです。
前月のシリーズはこちら!
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