納得感のある人生のミッションの描き方
自分の過去の人生を振り返るときに、ポジティブな側面にフォーカスするのが大事ということを前回書きました。
もちろん嫌なことはたくさんあったと思うし(だよね?)、忘れられないネガティブな思いでもあると思います。
もしどうしても思い出したくない出来事があるなら、そこは触れなくても大丈夫です。
とにかく過去の出来事で印象に残っていること、重要だと思うことを5つ思い出して、それのポジティブな側面を書き出してみます。
すると、自分にとって印象深い出来事のポジティブな側面が並びます。
これを繋ぎ合わせたときに、自分の人生の意図が浮かび上がってきます。
どんなふうに解釈するかは自分次第です。例えば、
・いつも大失敗をすることでどんどん学びを深めてきた
・いつも人間関係の中で自分の願いを実現させてきた
・自分が”面白い”と思うことをやってきたら、予想外の成功がやってきた
みたいな感じです。
これはあくまでも個人的なことなので自分で好きなように出来事を選択し、解釈して構いません。
ただ、大事なことを見落とすのを防いだり、新しい視点を得られるケースもあるので、できればプロのコーチなどと一緒にやってみても良いと思います。
こうやって今までの自分の人生からその”意図”を汲み取ったら、次にやることは「これからの人生をどう生きたいか」と考えることです。
もし将来のビジョンをすでにお持ちであればそことリンクさせる。
まだなければ、大きな方向性でも良いので、「こんな人生を送りたい」と言語化してみてください。
今までの人生を振り返って、人生の意図はわかった。
その通りにこれからの人生も生きていこう!と思うならそれでオッケーです。
先ほどの例で言うと、
・いつも大失敗をすることでどんどん学びを深めてきた
だからこれからもどんどん大きな失敗をして、もっとたくさんの学びを得る
と思ったら、それがその人のミッションです。
あるいは、今までの経験に加えて
これからは若い人を育てたい
と思うなら、
どんどん大きな失敗をして、そこから学んだことを若い世代に伝える
というミッションになるでしょう。
また、こんなふうに考えるかもしれません。
自分はいつも大失敗をすることでどんどん学びを深めてきた。
これからは今までの経験を活かしてもっと手堅く、確実に事業を成功させて、メンバーが幸せに暮らせるような事業を残したい。
この場合は、
今までの経験を活かしてもっと手堅く、確実に事業を成功させて、メンバーが幸せに暮らせるような事業を残す
のがミッションになります。
こんな感じで、今までの経験から人生の意図を分かった上で、これからの人生についても考えることで納得感のあるミッションが描けるはずです。
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