思考停止では、何も変わらない
おおお、動いた!
もう一度やってみよう。
うーん、ダメだ。さっきのは勘違いだったのかな?
左足の親指はじっとしたままです。
プロフィールにも書いていますが、私は一昨年、大動脈解離という病気になり、その後遺症で、脊髄梗塞になり、下半身が麻痺しました。
現在は車いすで生活しています。
脊髄をやられると一生治らない、つまり一生車いすの生活になる、と言われています。
まあ、そんなのはどこまでホントかわからないので、私は「歩かせる」専門のリハビリに毎週通っています。
それ以外にも色々と情報収集しているのですが、先日たまたま見つけた(どこで見たのか思い出せない、、、)書籍を早速購入しました。
奇跡の復活
なんかすごいタイトルです。
こちらは脳卒中で倒れた後、独自のリハビリで回復した堀尾憲市さんという方の書かれた本です。
とても勇気づけられたので、続編も買っちゃいました。
麻痺は治る
こちらは直球なタイトルです^^
ものすごくシンプルに言うと、麻痺した神経や細胞は確かに修復できないが(これをやろうとするのが再生医療です)、それ以外の神経や細胞に動きを覚え込ませることで、機能がまた復活するということです。
わかりやすいですね^^
ただこれ、かなり根気のいる方法です。
冒頭のように、脳から指示を出しながら少しずつ、本当にちょっとずつ動くようになっていく。その積み重ねです。
飽きっぽい私の性分では無理かも、、と思いながらも、大きな希望であることは間違いありません。
で、このように、麻痺が治る、という話をすると、すぐに「医学的なエビデンスがない」とか言い出す人がいるのですが、医学の世界では「ムリ」ということになっているので、そもそも証明しようとする人がいないのです。(ゼロではない)
しかも、聞くところによると、「いったん損傷した神経や細胞は復活しない」と言ったのはなんと100年も昔のエライ医者らしいじゃないですか。
それ以来、この話が通説になっているそうです。
こういうのを思考停止と言います。私の一番キライな言葉。
私は自分の都合の良いように、トライしていこうと思います^^
注記)
この記事でご紹介した堀尾憲市さんは2023年12月に急逝されました。
奇しくも私と同じ大動脈解離が原因とのことです。
一度もお会いすることは叶いませんでしたが、ご本の内容を参考に今後も精進していこうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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