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ブラック企業の夢を見たら記憶が書き換わった話

今日は私の完全なプライベートの話です。しかもちょっと長いので汗、興味がなければスルーしてください。


私、30歳の時に最初の転職をしたんですが、それが大失敗で、とんでもないブラック企業でした。


大阪と東京に事務所のあるコンサルタント会社だったのですが、自社の業績はガタガタだし、社員の扱いもかなり酷いものでした。


しかし一つだけ良かったことがあったんです。


それは、、、この会社が私を東京に転勤させてくれたことです。


私はもともと神戸に住んでいたので、大阪事務所に配属されました。


しかしせっかく転職もしたし、できれば東京に行ってみたいと密かに思っていたのですが、その夢が意外な理由で叶ったのです。


何があったのかというと、、、


阪神大震災です。


あのおかげで関西の経済は一時的に落ち込んだので、私を大阪事務所に置いておくより東京に行かせた方が良いという判断をしたのではないかと思います。完全な推測ですが、、、。


そして東京でこんな上司にも出会うわけですが汗


結局東京事務所には1年半ほどいて退職するのですが、そのまま東京の外資系のIT企業に転職して、私の人生は確実に良くなりました。


もしあの会社に転職していなかったら、私は今もずっと関西にいたかもしれません。


もちろん関西にいてもそれはそれで面白い展開だったかもしれませんが、自分としては東京生活に満足しています。


だから1回目のブラック企業への転職にも意味があったと思っています。


なので人生は何がどう転ぶかわからないと常に思っていて、まさに人間万事塞翁が馬だと実感しているのです。


ちょっと違うかな、、、


で、昨夜ちょっと変わった夢を見ましてね。


まず最初にそのブラック企業の東京事務所に勤めていたかなり年配のコンサルタントが出てきました。


私より20歳以上年長の方でしたが、なかなかユーモアのある人で、時々事務所で世間話をしたり、一緒にランチに行ったりしていました。


一度、プライベートで困ったことがあった時も相談に乗ってもらって、その時のアドバイスで本当に救われた記憶があるのですが、その場面が夢に出てきました。


次に出てきたのは、同じく東京事務所にいた2人の男性コンサルタントです。


この2人も私より10歳以上年長でしたが、ある会合で夕飯を食べている場面です。


二人とも白いワイシャツを腕まくりして、ビールを飲みながら談笑しています。


私はその光景を見ながら


「男の40代っていいもんだな」


と思ったんです。


この時のこともよく覚えています。


実際、これが夢なのか、記憶が蘇っただけなのか定かではないんですが、ふと目が覚めてから、


どうして今頃こんな夢を見たのかな?


と思いました。


そしてこれはある種の浄化だったのかも、と思いました。


秋分は関係ないとは思いますが、、、。


この最初の転職は自分のキャリアの中で唯一の汚点だったとずっと思っていたのですが、意外とそうでもなかったのかもしれません。


事実、私の人生を動かしてくれたし、そこで貴重な気づきを得ることができました。


記憶が書き換わることでさらにポジティブに自分の人生を捉えられるようになったような気もします。


これからの私の人生にどんな変化が起こるかちょっと楽しみです。


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