浅草寺の前を野生のイノシシが走る?
皆さんは東京・浅草の雷門の前をイノシシが走っているのを見たことはありますか?
さすがに「はい」と答える人はいないでしょう。
私の初投稿をこれで始めたのは、別にこれからファンタジーを書こうとか、そのような気持ちからではありません。真面目にこの話をしてみたいと思っているからなのです。
この話を始めるために、1つの事例を紹介します。
(2019年12月3日 TBS NEWSより)
2年前の出来事ですが、都内を流れる荒川の河川敷でイノシシが出没しました。翌年にも同じく荒川の河川敷でシカが捕獲されています(こちらの方がニュースで大きく取り上げられていたので、覚えている方も多いかもしれません)。
(2020年6月8日 ANNニュースより)
上の2つの事例は別に浅草で出没した話ではありません。ただ、下の地図を見ると、その「可能性」があったことが窺えます。
(Google マップより 2021年10月24日)
左上で荒川は、浅草寺のすぐ近くを流れる隅田川と上流で繋がっています。隅田川を通じれば右下の浅草寺の付近まで来られるのです。この上流は埼玉県の西部(秩父とか)の山に繋がっていて、そこに生息する野生動物が川を伝って下流に下りてきていると言われています。
さて、最初の問いに戻りましょう。
私も浅草寺の前でイノシシを見たことはありません。でも今後、その可能性はあるのです。日頃から野生動物の出没に慣れている農村や地方の都市ならともかく、もし東京の繁華街などで出没すれば混乱することは間違い無いでしょう。
野生動物と都市
ここで注意しておきたいのは、私は別に恐怖心を煽ったりしたいわけではありません。ただ、これからの時代に街(とそこに暮らす人)が自然とどう関わっていくべきなのかを考えてみたいのです。
前置きが長くなりましたが、これから長い時間を使って、色々と寄り道をしながらこのテーマについて書いていきたいと思います。よろしければお付き合い頂ければ幸いです。
あっ、自己紹介を忘れていたので少々。。
私はsmart branchと申します。名前の由来は今後の投稿の中で紹介します。
神奈川県横浜市出身の23歳。この春に大学を卒業し就職したのですが、研究の道を志して半年で退職。今は大学院進学を目指し勉強中の身です(この辺りの経緯も今後お話しします)。
ひとまずの目標は
・週1度の投稿(金曜日発信の予定!早速29日!)
・発信を通じて何らかのお仕事を得る
・研究内容の発信を通じて、自然と都市のあり方を考えてくれる人を増やす
とさせていただきます。それではよろしくお願いいたします!!
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