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狩人になるには?

こんにちは。Smart Branchです。

冬が近づいてきました。朝夕が寒く私も布団から出るのに苦労しております。そして寒くなってきたと共に訪れるのが狩猟の季節。今週11/15より全国的に猟期に入りました(一部の地域で11/1から開始する差はあります)。

そこで今回のテーマは「狩猟を始めるには?」です。と言っても完全なペーパーハンター化している私が偉そうに狩猟のあれこれを語るのは誠に恐れ多いことです。今回は「狩猟免許試験」についてのあくまで「私の」経験談について書きたいと思います。

狩猟免許取得の流れ

まず、基本的なところから確認していきましょう。
日本の狩猟免許は使う道具に応じて以下の4種類に分かれています。

網猟(なげ網、つき網など)
わな猟(箱罠、くくり罠など)
第一種銃猟(装薬銃)・・・手続きを行えば空気銃も使用可能
第二種銃猟(空気銃)

細かいところは大日本猟友会さんのホームページ(http://j-hunters.com/tobecome/license.php)にお任せしつつ私の経験に沿って取得までの流れを見ていきます。

まずは日程をチェックです。多くの自治体で年に複数回実施されています。ただ、定員枠を大幅に超える応募があると先着順や抽選になることもあり、予定していた回に受けられないと可能性も。私の知り合いも過去に何人か「門前払い」を食らっています。。。

最近は新型コロナウイルスの関係もあり、一度の試験で受けられる受験者数の受入枠を減らしている自治体もあり注意が必要です。

申請については所定の書類を早めに準備しましょう。銃猟の免許をとる場合は医師の診断書なるものを取得する必要があります。私はかかりつけ医にお願いしましたが、相手も狩猟用に書くのは初めてで最初は変な目で見られました(そりゃそうですよね)。。。

受験料は1種類ごとに5,200円(元々1種類でも持っている場合は3,900円)。神奈川県の場合は「収入証紙」を購入して送付します。ここでも私の近所では買えず販売場所を求めて苦労しました(この辺も含めて早めの準備をお勧めします)。

何より大事な「事前講習会」

何より大事なのは「事前講習会」(県によって名称に違いあり)に参加することです。こちらは猟友会が主催するもので大抵は試験日の直前の週に実施されます。

神奈川だと受講料が2種類で13,000円(1種類で10,000円 テキストと問題集代込み)と決して安いとは言えませんが、ベテランの方が座学と実技共に丁寧に教えてくれてその内容が試験に直結するため受ける価値は十二分にあります(というより経験者でもない限り受けないと細かい法律の話などは厳しいでしょう)。

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事前講習会で配布されるテキスト

こちらの申し込みは試験とは違い銃砲店で行うのですが、こちらも私の場合、家の近所になく結構困りました、、、しかも行ってみたら定員オーバー(交渉してキャンセル枠か何かに入れてもらいましたが)。本当に早めの行動が大切です。

講習自体は優しそうな年配の方が現場のリアルな体験と共に話して下さり、高校時代から座学は寝ていた私なのに(?)楽しく最後まで受講した記憶があります。

試験本番は講習の内容をしっかり復習していれば、まず問題はないでしょう。何より試験会場に行ったら直前の講習会で会った人ばかりで謎の安心感もありました。。試験内容は都道府県ごとに違うので講習会に出る、または先輩の猟師さんに確認ですね。

免許を取れば猟はできるのか

残念ながらできません。

まず実際に猟期に狩猟をするには毎猟期ごとに、さらには都道府県ごとに登録が必要です。さらには銃の所持には別途手続きが必要です。

詳細な手続きも書こうかと思いましたが、また文章が長くなりつつあり私の経験もほぼ皆無なので今日はこの辺で手を止めておきたいと思います。それではまた。

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