無機化学はいつやるべきか?
化学は理論化学、無機化学、有機化学の3分野で構成されています。理論、有機に挟まった無機化学を塾で「いつ」、「どのように」対応するかはずっと頭を悩ませています。
受験生の自学ベースでは、夏に取り組むことをおすすめしています。
では塾の授業ではいつがベストか?
これはなかなか難しい問題ですが、最近は、受験生の自学ベースで学習を組み立てていることもあり、「状況に応じて」対応することが多くなってきました。
上記の記事で書いていますが、可能な限り反転学習をするように環境整備してきたこともあり、いつやってもいいともいえるのかなと感じています。
順調に学習が進んでいる受験生には時間を確保し、速習を余儀なくされている受験生は、自学ベースの対応・・・そんな使い分けになりつつあります。
このような対応をしていると、教室に大人数を集めての形式は、塾側のメリットは多くても受講生側のメリットは少ないなとも思います。
授業も固定化されたカリキュラムよりも、その年の受験生の事情に合わせた方が効率的ですし、本年度は実験的にそのような取り組みもしています。
何事も思考を固定化せずに、いろいろ取り組むのがいいのでしょうね。
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