九州大理系数学2024年解説【[1]23年のベクトルとのあまりのギャップに震撼する】
2024年の九州大学の入試問題の解説をアップしています。
間があいてしまいましたが、今回から、理系数学です。
今回は[1]です。問題はこちら。
ベクトルですね。
ベクトルといえば、23年の問題は受験生を地獄に叩き落した問題でした。
なので、受験生には、「今年のベクトルは、標準レベルに落ちつくと思うけど、九大なんで理系は簡単な問題はありえない」とアナウンスしていましたが、まさかの「簡単な問題がありえた」ようです。
あまりの落差に、あまりのギャップに震撼しています。
来年の予想は難しいなあと感じています。
(1)については、同一直線上に存在する条件を与えられたaについての条件が満たさないことを示していきます。
(2)は、地道な計算でした。
からの
となり、あとはルートの中の最大値の導出の流れです。
でした。
計算が煩雑なので、標準レベルとも言えなくもありませんが、やはり九大としては「やや易」が妥当な評価かなと感じます。
これは落とせない問題だったかなと思います。
来年はベクトルは難化は間違いないでしょうね。
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