見出し画像

高校野球の7イニング制は時代の要請ではないか。【導入すれば高校生の3つの「安全」につながると思う理由】

高校野球を統括する組織、高野連が7イニング制導入を検討しているとのこと。

これについては、↓で記事にしている点もあり、

個人的には大賛成です。

あれから、いろいろと考えることがあり、高野連が7イニングを検討しているという報道もあり、考えを3つ述べてみたいと思います。

(1)選手の負担軽減
約1年前の記事では、主にこの点を述べていますが、これは大切なことだと思います。

高校生はアマチュアであり、将来のある選手たちばかり。けがの防止の観点からも、さらに夏の甲子園やその予選の身体への負担の多い日程の観点からも7イニング制は今すぐにできる改革ではないかなと感じます。

上記記事より

(2)どんどん暑くなる夏
今年の7月は、観測史上もっとも暑かったそうです。

夏の高校野球の全国大会は、8月ですが、地方大会は7月です。
優勝するチームは、多くの地方で6試合。参加校の多い都市部では、これに数試合加わります。

長崎県のように比較的ゆとりをもった日程を組んでいるところもありますが、福岡県のように多くがタイトです。

今後、夏は今年のように暑くなることが予想されます。

今後50年というスパンでみると、今年が一番涼しかったということもあり得るのです。

そのことは、絶対に考慮されるべきことだと思います。

7イニング制導入は暑さ対策になるのは当然だと思います。

(3)紫外線の問題
これは野球に限らないのですが、個人的に、懸念しているのが、紫外線の問題です。
塾にも野球部に在籍している生徒さんがいますが、彼らの日焼けは、異常です。

あれは、やけどではないかとさえ思っています。

これを放置していていいのかなと常々思っています。個人的には、とても健康的には見えません。

今後は、部活における過度な日焼けを防止する視点は大事になるのではと思います。

紫外線の問題は、今後安全面においても議論されてほしいと思っています。

まとめとして、
高校野球は社会的影響が大きいので、生徒たちの負担を減らすという機運が今後高まっていくことを期待したいです。

最高気温が体温に近い36℃を超えるという中で、私たちはいかに生き延びていくかは真剣に考えないといけないのではと思います。
エアコンがなくなっては生きていけないような社会システムはどう考えても健全とは言えません。

高校野球を通して、社会はこの猛烈な暑さの中で、いかに社会を変えていく知恵を獲得できるか問われているのではと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?