蚊と台風と北海道。連鎖する不気味な気象現象【「もうはまだなり、まだはもうなり」が頭を過る秋】
ここ数日、11月とは思えない暑さです。
昨日、塾の教室では、「蚊に刺された!」と生徒たちが騒いでいました。
これは、↓の記事で背景が説明されています。
そして、この秋は台風が九州には来ませんでした。
そして、北海道の異常な高温
これは、漁業にも影響あるとのこと。
この一連のニュースのキーワードはもちろん、地球の温暖化でつながっているのでしょう。
この夏の猛暑、酷暑は、世界中に及び、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が記者会見で語った「地球沸騰化」は、私の中では、今年の一番の心に響く言葉になりました。
相場の格言に「もう」は「まだ」なり、「まだ」は「もう」なり
という言葉がありますが、
やはり、もうすでに「もう」になっているのではという不安がよぎります。
このようなときに映画のエンタメの力を感じることがあります。パニック映画で最初に死んでいくのは、
まだまだ大丈夫だという正常性バイアスにとらわれていた人たちです。
これは、肌感覚で私たち人類が得た知見なんだろうと思っています。誰もがそれはおかしいといわないからです。
状況によっては、心配性の人が正しい答えを出していることも多い。未来予測という点では、つねに正しいことを言っているのは、少数派です。
そろそろ地球温暖化問題について腰を上げないといけないと常々思っていますが、では具体的にどうすればいいのか。
それがわからないもどかしさも抱えている自分がいますね。それが実は一番難しい問題なのかもしれません。