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感触をロボットで再現!「アニマルタッチメカランド in 多摩動物公園」を開催しました

 みなさん、こんにちは!スマートシティ推進担当です。
 都は、動物の感触をロボットで再現し体験できるイベント「アニマルタッチメカランド in 多摩動物公園」を7月に開催しました。当日の様子をお届けします!




「アニマルタッチメカランド in 多摩動物公園」を開催!

 多摩動物公園などのご協力により、動物の感触データを収集し、その感触をロボットを用いて再現し体験できるイベントを実施しました☺

 

 当日は4つの感触体験をご用意!そのほか、動物への理解を深めるクイズも実施しました。

 

 ライオンバスステーションのすぐそばで実施。たくさんの方に体験いただきました!


当日の体験の様子

 ライオンの肉球の感触、ゾウのフンの感触、マレーバクの足裏の感触は、設置された専用デバイスを押し込むと、その動物の感触に応じた弾力が感じられる仕組みとなっています。
 4種類の動物の感触体験の中で、一番人気でしたキリンの感触体験は、キリンが餌を食べるときの引っ張る力を再現しています。デバイスを持つと映像に合わせてデバイスが引っ張られます。思ったより力強く、驚きの声がたくさんあがりました!


 また、動物の感触体験と合わせて感触制御技術のご紹介コンテンツとして遠隔ハンドを通して、ゴムボールや木の感触体験も実施しました。
 直接触っていないのに、遠隔ハンドが掴むものによって手に伝わる感触が全然違います!
 こちらのコーナーでも、体験した子供たちから「本当に触っているかのようだった」などの声があがっていました。


都の取組と技術のご紹介

都では、「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」を設置し、民間企業や大学等の多様な主体が地域と連携しながら、様々なデジタル技術の都市実装に向けた取組を推進しています。

<<コンソーシアムの取組はコチラの記事をご覧ください>>

 その一つとして、ロボットを通して実物に触れる感触が得られる技術(感触制御技術)の実証を進めています。

 感触制御技術「リアルハプティクス®」とは、感触や力加減をデータ化して記録し、遠隔地に伝えたり、感触として再現したりすることができる技術です。教育やエンターテイメントだけでなく、医療や製造、建設など幅広い分野で活用が期待されています。


おわりに

 「アニマルタッチメカランド in 多摩動物公園」は、2日間で約550名以上の方にご体験いただきました!いつもとはちょっと違う動物の一面を知る、スペシャルな体験をお楽しみいただけたのではないでしょうか。

 このような先端技術を活用したイベントは、西新宿スマートシティコミュニティLINE(https://lin.ee/kUroHxl)にて配信しています。ご興味がある方は、是非LINEにご登録お願いします。


 ご体験いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました☺
 また皆様にお会いできることを楽しみにしています♪