スマートポールを活用した４プロジェクトを実施します！in西新宿
みなさんこんにちは！東京都は、「スマート東京」先行実施エリアである西新宿において、５Gや高速Wi-Fi、センサー等の多様な機能を搭載した「スマートポール」を、令和３年度までに29基整備し、令和４年度はこのスマートポールを有効活用して、西新宿の街をより良くするためのプロジェクトを公募しました。
公募では多くのプロジェクトを提案いただき、審査の結果、以下の４つのプロジェクトに決まりました。
・ スマートポールを活用した情報発信プロジェクト（代表：㈱角川アスキー総合研究所）
・気象連動型サイネージ広告配信プロジェクト（代表：㈱ルグラン）
・ 音声ARインフラを活用した「西新宿」の多層化〜 防災と周遊が両立する、地域のスマート化 〜（代表：エイベックス・エンタテインメント㈱）
・公園管理を効率化する新宿中央公園と利用者の最適なコミュニケーション方法検証（代表：小田急電鉄㈱）
今回の記事では、この４プロジェクトについて紹介していきます！
スマートポールを活用した情報発信プロジェクト
西新宿に関係する全ての方向けに「ジモト応援・得するクーポン」等を配信する仕組みを構築し、地元密着型の情報発信を通じた地域振興を目指します。
スマートポールへの配信は既に開始をしています。みなさんもぜひスマートポールを通じてお得なクーポンを取得してください！
気象連動型サイネージ広告配信プロジェクト
気象データとスマートポールサイネージ閲覧者の性別や年代等のデータを用い、天気やサイネージ閲覧者に合わせた広告を掲出し、効果的な広告を活用した地域振興を目指します。
現在、準備を進めていまして、スマートポールへの広告掲出は来月を予定しています。
音声AR インフラを活用した「西新宿」の多層化〜 防災と周遊が両立する、地域のスマート化 〜
避難場所の認知促進など、地域の防災・安全意識の醸成を図るとともに、西新宿に散在する観光資源に関する情報発信など、周遊観光を促進する音声ARコンテンツをスマートポール周辺で提供します。
エイベックス社が開発した、音声AR（位置情報に音声・音楽を配置するシステム）プラットフォーム「SARF」の専用アプリを通じてコンテンツを提供すべく、現在、準備を進めており、コンテンツの提供は今月を予定しています。「SARF」の詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。
公園管理を効率化する新宿中央公園と利用者の最適なコミュニケーション方法検証
新宿中央公園内にフリースペースを設置し、スマートポールの人流データ等を活用して、公園管理者と利用者間の効果的なコミュニケーション方法について分析・検証します。例えば以下の図は、人流データ分析により人の滞留状況を可視化したイメージです。
最適な案内方法を検証することで、今後の公園管理効率化や満足度の高い公園サービス提供実現へつなげます。
現在、準備を進めていまして、来月の実証開始を予定しています。
こうした取組を通じて、スマートポールをより有効に活用し、西新宿の街をさらに良くしていければと考えています。みなさんどうぞご期待ください！