20代で人生が決まる!
ヴァージニア大学臨床心理学のメグジェイ准教授が2014年に出した「20代で人生がきまる」を読んで感銘を受けたのを覚えています。教授は、アメリカの若者たちが結婚やキャリア形成などを甘く考え30代からでも大丈夫と考えていることに問題だと主張していました。
そして、現在日本でも同じような現象が起き始めていると感じたので説明します。
■若者は一体何を求めているのか?
こちらの16歳から29歳までに内閣府が行った調査結果を見て欲しい。
仕事よりもプライベートを優先すると言うのが6年で10%上昇している。
他の若者への調査でも労働ではなくプライベートを充実させたいとする若者の数が増えている結果になっている。では、プライベートとは一体何を重視しているのだろうか、恋愛や子育てと言うことだろうか?
いや、違う。リクルートの調査では7割の人が恋人がいないと答えており、その割合は年々増加している。
子供が生まれないと言う現状からも子育てに時間を使っているのではない。
特集 就労等に関する若者の意識|平成30年版子供・若者白書(概要版) - 内閣府 (cao.go.jp)
「交際経験がない」20代男性は約4割という現実 | 恋愛・結婚 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
■仕事、恋愛、子育て以外じゃいけない理由
別に、仕事、恋愛、子育て意外に若者が時間を使っていてもいいのでは?と言われそうが。
「それではダメだよ!」というのがアメリカの若者たちに起きた状況を元にメグジェイ教授が警鐘を鳴らしていた内容なのです。仕事、自分の子供(恋愛、子育て)には賞味期限があるからです。
20代のうちにキャリアを身につけないと30代になって相手にされなくなります。
女性は、20代遅くても30代で子供を産まないと高齢出産で様々な出産リスクを伴うことになります。
これを知らずに20代何もしなかった人たちが30代になって困っていると言う現実があるのです。
■仕事における20代と30代の違い
クソみたいな仕事が多くてやってられないとかフリーランスがいいとか。
一流企業で働く人を小馬鹿にする動画が多くあります。
もちろん、一流企業で働くといっても労働者なので起業や投資で大成功した人から見たら生ぬるく見えるかもしれません。
しかし、20代で必死に会社で働くことには大きな意味があるのです。
仕事を始めると野球で言うところのはじめはボール拾いをやらされますが、
真面目に働いているとバッターボックスにたつチャンスがもらえます。
20代必死に会社で働いていると何度かチャンスがやってきます。
20代でチャンスが多いのはもちろん高学歴ですがこのチャンスを者にできるかが非常に重要になります。
だから学歴が必要だとも言えます。
そして、ヒットを打てるともっと大きな打席に立つチャンスが回ってきます。
もちろんこれを繰り返して上に上がっていくのですがみんながみんな上に行けるわけではないためどこかであぶれていくことになり、30代になると半分以上が脱落することになります。
しかし、本気で取り組んだのであればその過程で得た内容は必ず役にたちます。
これが20代をだらけた人と必死に仕事をした人の差となってその後の人生に跳ね返ってきます。
だからこそ20代は、仕事、家庭についてしっかり考えて行動すべきなのです。
是非、多くの人たちが30代になって後悔しているので皆さんも注意してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?