金融リテラシーの定義とは?
こんにちは!
落合です。
『金融リテラシー』という言葉、聞いたことありますか?
先日開催した投資に関する情報交換会に来られた方から
「金融リテラシーの定義ってどんなものですか?」
と質問がありました。
参加されてた方の考えは様々でしたが、ネットで検索すると
「金融や経済に関する知識や判断力」
「お金と賢く付き合うために必要な基礎知識や判断力」
といったのが出てきます。
金融リテラシーという言葉は
『金融』と『リテラシー』に分けて考えた方がいいでしょう。
金融に関してはなんとなく皆さん似たような考えなので割愛するとして、問題はリテラシーの方ですね。
ネットでは「知識や判断力」ということですが、判断力があればいいのでしょうか?
僕は判断力ではなく、活かす力(知恵)が大事だと思います。
例えば、
生命保険がいるのかどうかについて。
「今は独身だし、自分が死んでもお金を残す必要性がないので不要」
という判断はできても
いつ、どうなったら、どれくらい必要か、については知恵が必要です。
「結婚して子供が生まれたら2000万円の死亡保障をつけよう
でも子供が成長するにつれて必要な保障額は減るよね
そしたら一括で2000万受け取るタイプでなく、毎月10万円受け取るタイプにしよう
子供が成人したら死亡保障は外そう」
という風に、
それを今後どのように活かしていくかも大事です。
別の例としては、
iDeCoに加入するかどうかの検討について。
「iDeCoに加入すると掛け金が全額所得控除になって節税になる
原則60歳までは解約不可だけど節税効果が大きいからやっておこう」
という判断だけでなく
「毎月〇〇円積み立てて、年利△%だと、受け取るときに◇◇円になってる。
受取時の税金も考慮しておかないとな。
先にiDeCoを受け取って5年後に退職金を受け取れば課税されないが、自分の会社だとそれは難しい。
老後の不足金額に対しiDeCoだけでは足りないし、iDeCoはやめておこう」
という、具体的に活かすことができるといいですね。
判断力がある人は、IQ(知性)が高いイメージ
活かす力がある人は、EQ(感性)が高いイメージ
ですかね。
IQ、EQについてはこちらをご参考ください。
まとめ
『リテラシーとは、知識×知恵のこと』
ではまた!