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24時間テレビから学ぶ「寄付」の裏側

こんにちは!
落合です。

先日、24時間テレビがありましたね。
(全く見てませんが)
毎年、24時間テレビの時期になると色んな批判を目にします。


「チャリティ番組なのに、出演者にギャラが支払われるのはおかしい!」
「出演者に払うお金を募金すれば?」
「ジャニーズを使って募金をかき集めるな!」


など、まぁ分からなくもない意見ですが、今日はその話ではありません。


今日は
なぜ、芸能人や法人は募金を募るのか、についてです。


なぜ募金を募るのか


日本人は寄付をしない国民として言われたりしますが、募金や寄付をすることは非常に素敵なことですよね。

芸能人や法人が募金をしているのを聞くと少なからず好感度が上がります。

(中には売名行為だとかいう人もいますけど・・・)


ご自身で稼いだお金を寄付に回すだけならまだしも、なぜ一般人から寄付を募るのか。


それは、節税対策になるからです。


法人であれば、損金参入といった形で経費にできるし、個人であれば寄附金控除という形で確定申告すれば税金が還付されます。


個人が寄附金控除をしようと思って芸能人などの個人に寄付しても控除対象とならないのでお気を付けください。


国税庁が定義する寄附金控除とは以下の通りです。

納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。
これを寄附金控除といいます。

参照:国税庁『No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)


要はしかるべき寄付先に寄付しないと控除対象にはなりません。

それどころか、場合によっては贈与とみなされて贈与税がかかってくる可能性すらあります。


そして、確定申告する際には、どこの寄付先にいくら寄付したかが分かる証明書(領収書など)が必要です。

では、どれくらい節税になるかというと


①その年に支出した特定寄附金の額の合計額

②その年の総所得金額等の40%相当額

上記のいずれか低い金額から2,000円を引いた金額が寄附金控除額(所得控除)となります。


※寄付先によっては税額控除となってより効果が大きい場合もあり


どうせだったら寄付したお金で税金が還付されたら嬉しいですよね?


その還付されたお金を使ってもいいし、また寄付に回してもいいし。


いずれにせよ、あなたの寄付したお金がどのように使われているのか知った上で寄付先を選んだ方がいいんじゃないでしょうか。


まとめ

『誰のためのチャリティか』

こちらの記事も参考にどうぞ!

ではまた!

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