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どんな保険に入っていたか分からなくても大丈夫!新制度「生命保険契約照会制度」について
おはようございます!
本日は最近知った超便利な制度について。
皆さんの大切な両親や家族が亡くなられたとき、その方がどんな保険に入ってたか把握している人って多くないと思います。
把握していれば保険会社に問い合わせて保険金の支払いを受けることができますが、原則的には連絡しなければ保険金は下りないんです。
なので、連絡ができず保険金が下りてない件数は毎年かなりの数あるらしいですよ。
「よし、じゃあ親に聞いて把握しよう!」と思っても親が素直に言ってくれなかったり
そもそも、そんな話題を出すのはちょっと気が引ける・・・
なんてこともあると思います。
そこで、冒頭でお伝えした便利な制度が役に立ちます!!
その名も『生命保険契約照会制度』です。
超高齢化社会に伴い、本人・家族等が本人に関する生命保険契約を把握しきれない事案がますます増加していくだろう、とのことから2021年7月1日に始まった制度です。
死亡、認知判断能力の低下、または災害時の死亡もしくは行方不明などで
保険契約の手がかりがない時に利用することで、対象者の保険契約の有無が分かるといったものです。
法定相続人、法定代理人、3親等内の親族などが照会でき、一回の照会につき3000円の負担で、生命保険協会に加入している40社ほどから契約の有無をスクリーニングして報告書を送ってくれます。
なので、どこの保険会社でどういった保険を契約していたか分かるため
保険金の請求がスムーズにいくというわけですね!
超便利じゃないですか!?
もちろん一番理想なのは、亡くなられる前(認知症になる前)から把握しておくことです。
しかし、把握するのも難しいというのもあると思うので、その時はこの制度をぜひ利用したいですね!
制度の内容を完全に知っておく必要はなくて、何となくこんな制度あったなとか、noteの記事にそんなこと書いてたなと覚えておくだけで、後は調べることができますから。
では!