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あわてんぼうのサンタクロースが許されるのであれば、おっとりとやってくるアブラゼミも許してほしい。
「あわてんぼうのサンタクロースが許されるのであれば、おっとりとやってくるアブラゼミも許してほしい。」
「…はい?」
◯また始まった…
《あわてんぼうのサンタクロース・替え歌》
◯急に歌い出す。
「おっとりとくる アブラゼミだよ
気候の変動で おっとりに
急がず ミンミンミン
焦らず ミンミンミン♪
季節外れとか言わず
ミンミンミン ミンミンミン
Enjoy Week〜♪」
「…うん。今日も、たのしそうでなによりだ。」
「2番もいくよ。」
「まだつづくの!?」
「おっとりとくる アブラゼミだよ
釣瓶落としと共にやって来た
今更 ミンミンミン
やめてよ ミンミンミン
さやかに 見えねど 秋、来ぬの!?
ミンミンミン ミンミンミン
Enjoy Week〜♪
ミンミンミン ミンミンミン
Go to heaven〜♪」
「儚いね。」
クダラナイコトガスキー戯曲
【泳がせておけばとてもゆかいな子と、毎回指摘をし続けているとつかれるということを心得ている子。】
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《関連コント》