とりとめもなく角度の話(最後は8mm3部作の話)
angle,angle,angle.
寒くなってきましたね~
コロナ禍の中、家で過ごすことが多いのですが、今回は部屋でゴロゴロしながら考えた”角度の話”です。
①角度をとらえる何気ない工夫
最近、冬になってきた感じですが、昼間、部屋で過ごしていると、日差しのありがたみを、ひしひしと感じます。
寒い季節の日差しは、ほんとに優しい感じがします。
なんか、この時期の日差しってキラキラしてるんですよね。
寒いから、気持ち的にそう感じる部分もあるのでしょうが、やっぱり、部屋の中に日差しがたくさん入ってきてるからだと思うんですよね。
日本の建物は、太陽の高度が高い夏には陽が入りにくく、高度が低くなる冬には入りやすくするよう、窓やひさしが調整されてるらしいんで、この時期は、部屋の中に日差しであふれてるんでしょうね。
何気ないことなんですが、自然に合わせて、過ごしやすくしていくという工夫って感心しますよね。
特に、日本は四季の変化があるんで、こういうことに繊細な工夫をしてる感じがします。
強い日差しは入ってこないように、弱い日差しはたくさん入ってくるように、ちょうどよいところで調節していくような機能は、自分の心の中にも作れるといいなって、考えたりもしました。
仕事してると、強い意見ばかりが入ってくることが多くて、ついついシャットアウトしてしまったり、小さな意見はスルーしてしまったりするようになってる気がして、もう少しうまく調整していけるようにならないとですね。
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②ものごとを見る角度について
自分がいつも気を付けてることの一つに、ものごとを多角的・多面的に考えるということがあります。
もちろん、相手がある場合には、相手にとってどうか?、自分がその相手だったらどうか?といった相手目線を持つことはもちろんですが、自分にとって辛いことがあったとしても、視点の角度を変えると、自分にとってプラスになることとして受け止められるように考えるのです。
まあ、相手目線になることは、まだまだな点が多くて、良かれと思っても、相手にとってはそうじゃないこともあったり、相手の望んでいることが、必ずしも相手のためにならなかったりと、バランスがほんと難しいですね。
ただ、自分にとってプラスになるように考えることは、けっこう実践できているようになってきたかなって思っています。
まあ、半世紀も生きてきてるので、それぐらいはと思ったりもするんですけどね。
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③角度に関係した歌について
角度について考えていると、スキマスイッチの歌を思い出しちゃったんです。タイトルはそのまま『Aアングル』と『Bアングル』っていうんですが、この歌の構成がすごく面白かったんですよね。
実は、この2曲に『8ミリメートル』という歌を合わせて3部作形式になってるんです。
『Aアングル』:シングル「虹のレシピ」c/w
『Bアングル』:シングル「ゴールデンタイムラヴァ―」c/w
『8ミリメートル』:アルバム「ナユタとフカシギ」収録
曲調は同じなんですが、この3部作では、昔、恋人同士だった二人の男女が描かれています。
『Aアングル』は女性目線で、『Bアングル』では男性目線で、それぞれが、偶然、昔の8ミリフィルムを見つけて、それを懐かしむ歌になっています。そして『8ミリメートル』では、時間を遡って、その8ミリフィルムを中心にしながら、二人の恋の終りを歌ったものになっています。
なかなか、面白い構成ですよね。
歌自体も、しんみりとしてるんですが、歌詞とともに情景が浮かんでくるいい歌なんです。
スキマスイッチの隠れた名曲と言われてますが、ご存じなかった方は、ぜひ一聴を!
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こんなことをつらつらと考えていられる休日ってのが、一番、幸せなことかもしれませんね。
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