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頭の中にある引き出しの話
Drawer in the head.
「引き出しの多い人」などと形容されることがあるように、頭の中には知識や経験を入れておく「引き出し」が存在していると思います。
きっと、子どもの頃は、ひとつしかなかった”入れもの”が、成長とともに、また、知識や経験が増えていくとともに
ひとつ、またひとつ、その数を増やしていくものなんだと思います。
成長してくると、知識や経験の”入れもの”は「引き出し」のようになって整理されていくものなのかな....と、
よく使う知識や経験は、使いやすい場所の「引き出し」に、そうでないものは別の「引き出し」に....
こういうときは、この「引き出し」、そういうときは、その「引き出し」なんて、使い勝手のいいように自然と整理されていくのでしょう。
多分、間違いが少ない人は、頭の「引き出し」を整理するのが上手な人なんだろうと思います。
ただ、整理されて間違いが少ないことが、「豊か」であるとは限らないとも思うんですよね…
たまたま、間違って開けた「引き出し」に意外な答が入っていたり、間違った「引き出し」から取り出したものが、新しい発想につながったり、想像力の感性が働くことが、きっとあるのです。
よく、子どもの発想に驚かされたりすることがありますが、それは、大きく雑然とした「おもちゃ箱」のような”入れもの””から、意外な組み合わせのものが取り出されているからだと思います。
整理されている「引き出し」はきれいで効率的だけれど、生きていく上では、少し雑な方が楽しいのかもしれませんね。
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