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ジュリーの伝説(歌手編)
なんか、ネットニュースで、久しぶりに沢田研二さんの話題が流れてきました!
ご自身の久し振りの主演映画で、44年振りに映画主題歌を歌うってニュースだったんです…
それで、44年前に歌った映画主題歌が気になって開いてみると
「ヤマトより愛をこめて」1978.1
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:宮川泰
え、この曲以降、映画主題歌は無かったのか~
って感じでちょっと意外なのです。
この映画、子どもの頃観に行ったのですが、終盤、周りの人たちは皆泣いてたりして、そんな中、沢田研二さんのこの曲が流れるんですよね~、いやぁ、懐かしいです!
この曲の頃、沢田研二さんは大スターだったんです。
ムチャクチャカッコ良かったんです。
そして、実は、小学生の自分にとって、初めて好きになったスターは沢田研二さんだったんです。
今回は、そんな思い出話です。
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沢田研二(ジュリー)
1967年、ザ・タイガースのボーカルとしてデビュー。
ザ・タイガースの解散後、1971年にソロデビューし、以降、数々のヒット曲を世に送り出す。
愛称の”ジュリー”は、沢田研二さん自身が大ファンだったジュリー・アンドリュースに由来している。
私が小学生時代を過ごした70年代後半、すでにスターと呼ばれる方々はたくさんいました。
たとえば、女性ならピンクレディーや山口百恵さん、男性なら郷ひろみさんや西城秀樹さんたちの頃です。
そんな中、自分にとって好きで好きで仕方なかったのが、ジュリーこと沢田研二さんで、その出会いとなったのがこの「勝手にしやがれ」でした。
「勝手にしやがれ」1977.5
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
今、聴いても褪せることのない名曲です!
とにかく、この曲が好きで好きで…
応援もあって、この年、私は初めてレコード大賞を観たんです!(多分、小3の頃です。)
憧れて、よく帽子を投げていた時期です!
この「勝手にしやがれ」の後、沢田研二さんはヒットを連発するんです。
「憎みきれないろくでなし」1977.9
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
今では考えられませんが、ステージで煙草をふかしながら歌ってます!
なんか、沢田研二さんって、人がしないようなことするイメージなんですよね。
「サムライ」1978.1
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
添付はしてませんが、この曲の時は”ナチ”な衣装で、けっこう問題になったんですよね。
片手にピストル 心に花束
唇に火の酒 背中に人生を
アアア アアア
この危険なオーラ…
他のスターの皆さんとは一線を画すような世界観
それがジュリーの魅力だったのです!
ただ、歌の時に見せる顔とは別に、「8時だよ!全員集合」などバラエティではコミカルな面も見せてくれて、とってもチャーミングだったんですよね。
「ダーリング」1978.5
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
「カサブランカダンディ」1979.2
作詞:阿久悠/作曲・編曲:大野克夫
「カサブランカダンディ」も大好きでしたね~
みんなで、水吹いてました! ブッシャ―っと
ただ、テレビでは、あまり見せなかったのですが、メイクやファッションが話題なることも多くて…
ビジュアルが前衛的な感じになっていくんです。
あの頃、もっとも時代を先取りしていたのが沢田研二さんだったと思うんですよね。
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そんな中、小学生の男の子にとって、かなり衝撃だったのが、パルコのCMです。
ヌードとは…
もう走りすぎな感じなんです。
メイクも濃かったし、CMではヌードですから…
健全な小学生としては、大好きなジュリーだけど、ちょっとついていけない….
そんな感じだったのです。
その後の曲たちも、なんか派手になってくんですよね~
「TOKIO」1980.1
作詞:糸井重里/作曲:加瀬邦彦/編曲:後藤次利
「恋のバッド・チューニング」1980.4
作詞:糸井重里/作曲:加瀬邦彦/編曲:後藤次利
「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」1981.9
作詞:三浦徳子/作曲:沢田研二/編曲:伊藤銀次
この辺りで、自分の音楽志向は、シンガーソングライターさんとかに向いていて、歌手としての沢田研二さんからは卒業していくわけなんですが、よく見ると「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」とかは、沢田研二さん自身の作曲だったりしてますね。
この頃は、弾けすぎていて付いていけなかった曲なんですが、今、見直してみるとカッコいいですよね~
すごく先進的です。こりゃあ、小学生には無理だったのも致し方ないです 笑
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ということで、自分が小学生の頃に憧れたジュリーについて記事にしてみました。
80年代はいろいろとスキャンダルもあったりして、歌手としては70年代ほどの輝きはありませんでしたが、それでも、やっぱり沢田研二さんはスターなんですよね。
数年前、俺様的なスキャンダルもありましたが、それがジュリーだよな~とも思ったのでした。
*続きの記事はこちらです。
(その他関連note)
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