愛を残したいな
はじめまして。
私は小さな町の平凡な30代の主婦だ。4人家族で、夫と娘と息子と、はちゃめちゃでもあり、笑いあり、時に涙もありで過ごしている。
今日は私の生きるテーマについてつぶやいてみようと思う。笑われるかも知れないけど、とドキドキしながらの呟きだ。
これまでの人生は私なりに葛藤しながら生きてきた。中学時代の帰り道に起きた恐ろしい出来事でPTSDになったり、20歳を過ぎて癌になったりと、生きる意味や命について考えることがたくさんあり、結婚することや母になることはないと思っていた。影に隠れ、回り道をしながらも生きてきた答えだった。
そんな私にもすべてを受け入れてくれる人が現れ、家族になった。そして、母になった。
長女が生まれた日、病室のベッドで泣いていた。嬉しさ、安堵感、愛しさで泣いていた。同時に、あとどのくらい一緒にいられるんだろうと泣いていた。
命はいつどうなるか分からないものだから、残された時間で何ができるのだろうか…この子と共に生きる日々を大切にしたい。
その時、胸に込み上げたのがこのテーマだ。
「愛を残そう。愛を残すよ。」これが私の生きるテーマ。生きている限り変わらない人生の指針だ。
子育ては、主婦は、仕事と家庭の両立は楽しい事ばかりではない。こんな自分、嫌だって思う事もたくさんある。仕事の感情を持ち帰ってしまうことだってある。
でも、このテーマを思い出すと自然と顔がほころんでいた。
こんなにはちゃめちゃで、思い通りにはいかない毎日でもあなたと一緒に見る景色には幸せが溢れているよ!
ありがとう。こんな気持ちに気づかせてくれて。
ママね、幸せだよ。大好きだよ。愛してる。
だから、あなたの心の根っこにも愛を残したい。これから先の人生を生きるパワーになるように。
そう願ってもう9年かぁ。
今日は仕事で落ち込むパパとわんぱくな子ども達。お姉ちゃんはプチ反抗期か?と思うこともあるこの頃。でも、抱きしめると嬉しそう。
ママはまだ生きるぞ。覚悟していてね。家族達。愛してくれてありがとう。ママもあなた達に届く愛を残せるように成長するよ。
そう思いながら瞳を閉じて眠りにつく。
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